テン・サマナーズ・テイルズ
テン・サマナーズ・テイルズ (Ten Summoner's Tales)は1993年にリリースされたスティング5枚目のソロ・アルバム。タイトルは、彼の本名であるゴードン・サムナーと、ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』の登場人物The summoner(召喚者)を掛け合わせたいわゆる駄洒落である。1993年にリリースされ、あまり統一性を感じられない曲を12個かき集めた印象を与えるものとなっている。それは、やや内省的な前作『ソウル・ケージ』と比べても、陽気な気分で愛と道徳をテーマに歌い上げるかのごとくでもある。例えば「Heavy Cloud, No Rain」などは軽い調子で、どことなくコミカルでさえある。 1998年にデジタル・リマスターされた折には、「If I Ever Lose My Faith In You」のビデオがボーナス・トラックとして追加された。ただ、同時に収録された「Everybody Laughed But You」は1993年同様にアメリカ合衆国およびカナダでは何故か除かれている。この曲は歌詞を替えてシングル「Seven Days」に再録され発売された。 「It's Probably Me」はスティング with エリック・クラプトンの名義で映画『リーサル・ウェポン3』のサウンドトラックへ収録された曲の再録ヴァージョン(クラプトンは参加していない)。また、「Shape of my Heart」(「シェイプ・オブ・マイ・ハート」)も映画『レオン』のエンディングに使われている。 収録曲(日本版)
参加ミュージシャン
脚注
外部リンク
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