テングノハナ
テングノハナ(Illigera luzonensis)は、ハスノハギリ科テングノハナ属のつる植物。 概要日本では沖縄県の石垣島に、日本国外では台湾及びフィリピンに分布する。海岸林等に生育する。 つる植物で、茎は淡紫色で、他の物にからまり、長さ10mに達する。葉は互生、長い葉柄を持つ三出複葉。小葉は、卵形または卵状楕円形、時に円形で、長さ6~9cm、先端は急に尖り、基部は円形または心脚、葉縁は全縁。葉枕を持つ。花期は7~8月。花序は散房花序で、葉腋に長さ8~20cmの花梗が付き、その先に花を数個つける。花は両性花で、長さ8~10mm、色は淡紅色または紫赤色。果実は楕円形で、翼が発達し、長さ2~3cm。 保護上の位置づけ絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) 生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。
参考文献
外部リンク
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