テスト・ヴァレー
テスト・ヴァレー(Test Valley)は、イギリス、イングランド、ハンプシャーのディストリクト(基礎自治体)で、行政上の地位としてバラに分類される。テスト・ヴァレーの名はテスト川から名づけられた。ディストリクトのカウンシル(議会)は、アンドーヴァーの町に置かれている。 1974年の地方制度改革によって、同年4月1日に、バラであったアンドーヴァーとロムジーの町及びアンドーヴァーとロムジーとストックブリッジの各ルーラル・ディストリクトが合併、テスト・ヴァレー・ディストリクトが誕生すると、2年後の1976年に勅許によってバラの地位が与えられた。1974年から1976年までの間は、アンドーヴァーがバラの地位を保持しており、ロムジーはタウンに改組された。 テスト・ヴァレーは面積250平方マイル(650平方キロメートル)、ハンプシャー西部を占めており、南はサウサンプトン、北はニューベリーと境を接している。大部分が農村地域で、一部はノース・ウェセックス・ダウンズ特別自然美観地域に指定。 テスト川はテスト・ヴァレー最大の目玉で、チョークストリームの美観と、鮭・マス釣りの名所として、世界に名を知られている。クリックハウエル卿(国家河川局、National Rivers Authority、の元局長)は、「芸術、もしくは音楽の偉大な作品として扱われるべきだ」とテスト川を讃えた。1822年に創設されたホートン・フィッシング・クラブの本拠地で、ストックブリッジのグロスベナー・ホテルで会合を行っている。 2006年12月イングランド体育委員会は、テスト・ヴァレーの住民がスポーツとフィットネス活動において、イングランドで8番目に活発な地域であるという調査結果を発表した。人口の26.9%が少なくとも週に3回は30分の運動に参加している。[1] 町・村域下最大の町アンドーヴァーにディストリクトのカウンシルが置かれている。パリッシュ(地域自治組織)は58あり、そのうちラムジーが町、残り57の村のうち50がカウンシルを設置している。
注釈
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