ツインチップツインチップ(twin-tip)とは、スキーやスノーボードの前端と後端の双方が上に曲がった形状をいう。通常の板と異なり後端も上向きになっているために、後方への滑走(スイッチ)やジャンプ時に後ろ向きの着地がしやすい。ツインチップという名称は、板の双方がチップ(tip、前端)であることから来ている。 歴史1970年代にフリースタイルの競技会が開催されるようになり、ツインチップはテレインパークやハーフパイプ向けに設計された。スキー市場では1998年にサロモンの1080モデルが成功を収めて以降[1][2]、他のスキーにおいてもツインチップが急速に人気を得、バックカントリースキーやテレマークスキーなどでも見られるようになっている。 脚注
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