チョルポン=アタ
チョルポン=アタ (キルギス語:Чолпон-Ата )は、キルギス北東部のイシク・クル州イシク・クル地区の都市。イシク・クル地区の行政上の中心地である。人口10,525人(2009年)[1]。 概要チョルポン=アタは、キルギス北東部にある同国最大の湖イシク・クル湖北岸に位置している都市である。リゾート地として知られ、中央アジア各地から多くの海水浴客が訪れている[2]。旧ソビエト連邦時代は、ソ連各地から団体客が頻繁に訪れていたが、現在では、キルギス国内または隣国のカザフスタンやウズベキスタンからの客が主であり、個人または小グループで来訪するようになった。多数の宿泊施設があるほか、サナトリウムが多く建設されている。 また、チョルポン=アタ北西の山の斜面は「岩絵野外博物館」になっており、広大な敷地に転がる大小様々な岩には、4千年前に刻まれたといわれる岩絵が900点も遺されている[2]。ほかに、歴史文化博物館がある[2]。 気候気候は穏やかで、夏季の気温は20~23度、冬季は0度前後である。最高気温記録は31度(1984年8月観測)、最低気温記録は-21度(2001年12月観測)である。 降水量のピークは夏であり、月30~40mmである。春と秋は月15~20mm、冬は月8~10mm、年間258~272mmである。
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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