チャールズ・マーキス・ウォーレン(Charles Marquis Warren、1912年12月16日 - 1990年8月11日)は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、小説家、映画プロデューサーである。日本語では「チャールズ・マークィス・ウォーレン」と表記されることもある[1]。
経歴
1912年12月16日[2]、メリーランド州ボルチモアに生まれる[3]。ボルチモア・シティ・カレッジを卒業した[4]。在学中にF・スコット・フィッツジェラルドと出会い、親交を結んでいる[4]。『サタデー・イヴニング・ポスト』では常時寄稿家を務めており、彼が書いた小説の中にはベストセラーとなったものもある[4]。
第二次世界大戦のあいだ、アメリカ海軍に所属し、上陸作戦をフィルムに収めた[5]。1944年、日本軍の爆弾により負傷[5]。パープル・ハートやブロンズ・スターを受章した[5]。
戦後、ハリウッドに活動の舞台を移した[5]。1955年より製作したテレビドラマ『ガンスモーク』では、監督や脚本も手がけている[4]。その後、『ローハイド』や『バージニアン』などを製作した[4]。
1990年8月11日[2]、カリフォルニア州ロサンゼルスにて死去[3]。77歳没[2]。アーリントン国立墓地に埋葬された[5]。
フィルモグラフィー
映画
- 栄光は消えず Beyond Glory (1948年) - 脚本
- テキサス決死隊 Streets of Laredo (1949年) - 脚本
- 地獄の砦 Oh! Susanna (1951年) - 脚本
- 壮烈!敵前上陸 Fighting Coast Guard (1951年) - 原作
- 黄金の大西部 The Redhead and the Cowboy (1951年) - 原作
- 勇者のみ Only the Valiant (1951年) - 原作
- スプリングフィールド銃 Springfield Rifle (1952年) - 脚本
- 虐殺の砂漠 Hellgate (1952年) - 監督・脚本・原作
- ミズーリ大平原 Pony Express (1953年) - 脚本
- 熱砂の大脱走 Flight to Tangier (1953年) - 監督・脚本
- アロウヘッド Arrowhead (1953年) - 監督・脚本
- 七匹の無法者 Seven Angry Men (1955年) - 監督
- 地獄の拳銃 The Black Whip (1956年) - 監督
- テーブル・ロックの決闘 Tension at Table Rock (1956年) - 監督
- 荒野の追跡 Trooper Hook (1957年) - 監督・脚本
- 峡谷の対決 Cattle Empire (1958年) - 監督
- ガンマンの対決 Day of the Evil Gun (1968年) - 脚本・原作
- 殺し屋の烙印 Charro! (1969年) - 監督・脚本・製作
テレビドラマ
- ガンスモーク Gunsmoke (1955年 - 1975年) - 監督・脚本・原作・製作
- 戦場 Citizen Soldier (1956年) - 監督
- ローハイド Rawhide (1959年 - 1960年) - 製作
- ガンスリンガー Gunslinger (1961年) - 製作
- バージニアン The Virginian (1962年) - 製作
脚注
外部リンク