チャールズ・ナイディックチャールズ・ナイディック(Charles Neidich, 1953年 - )は、アメリカのクラリネット奏者、作曲家。ジュリアード音楽院講師。妻は日本人クラリネット奏者の大島文子。 人物頭の回転が速く、博学である。イェール大学では人類学を専攻していた。 演奏家として独特の柔らかくのびやかな音色で、ロマン派時代の楽曲や自身が作曲した作品、アメリカ人作曲家の作品、ヴァイオリン曲をクラリネット用に編曲したレパートリーを多く扱う。テクニシャンであり、また非常に研究熱心で、ひとつの音に対し運指を10種類使い分けることもある。 また、クラリネットの原型となる古楽器(ピリオド楽器)の演奏も行い、ブラームスの時代に存在したクラリネット(のレプリカ)を使用してブラームスのソナタを演奏することなどもある。 日本で演奏会を開くときは妻の文子が解説を行う。 親交の深い人物 |