チャールズ・ゴードン=レノックス (第8代リッチモンド公爵)第8代リッチモンド公爵チャールズ・ヘンリー・ゴードン=レノックス(英語: Charles Henry Gordon-Lennox, 8th Duke of Richmond,DSO MVO、1870年12月30日 - 1935年5月7日)はイギリスの貴族、政治家。 出生から1903年にかけてはセトリントン卿を、1903年から自身が爵位を継承する1928年にかけてはマーチ伯爵をそれぞれ儀礼称号として用いた。 生涯マーチ伯爵チャールズ・ゴードン=レノックス(第7代リッチモンド公爵)と前妻エイミー・メアリー・リッカード(Amy Mary Ricardo、1848年10月10日 - 1879年8月23日)との長男として誕生した[1][2]。イートン校に学んだのち、オックスフォード大学、クライストチャーチ・カレッジに進学した[2]。1895年から1898年にかけてマリ統監を務めた[1][2]。 1899年から翌年にかけてボーア戦争に従軍、同年12月には次席参謀の地位を得た[2][3]。同戦争中の1900年には在南アフリカ陸軍総司令官たるフレデリック・ロバーツ将軍付副官に任じられた[1][4][5]。同年には殊功勲章を受勲したのち、1905年にはロイヤル・ヴィクトリア勲章を叙されている[1][2]。第一次世界大戦直前の1914年7月8日にサセックス・ヨーマン連隊付中佐に昇進している[2][6]。 1928年に父よりリッチモンド公爵を含む9つの爵位を継承したのち、1935年に64歳で死去した[1][2]。長男は夭折、次男は第一次世界大戦で戦死していたため、爵位は三男フレデリックが相続した[1][2]。 家族1893年6月8日にヒルダ・メイドライン・ブラッシー(Hilda Madeline Brassey、庶民院議員ヘンリー・ブラッシーの娘)と結婚して、3男2女をもうけた[1]。
出典
外部リンク
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