チャズ・ロー
チャズ・ダニエル・ロー(Chaz Daniel Roe, 英語発音: /ˈt͡ʃæz ˈdænjəl ˈroʊ/[1]; 1986年10月9日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ジェファーソン郡スチューベンビル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとマイナー時代2005年のMLBドラフト1巡目追補(全体32位)でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り。 2010年12月2日にホセ・ロペスとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[2]。 2012年1月25日に薬物検査でアンフェタミンの陽性反応を示した事が判明し、50試合の出場停止処分を受けた[3]。 独立リーグ時代2012年のシーズンは独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのラレド・リーマーズでプレーした。 ダイヤモンドバックス時代2012年9月15日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。 2013年7月1日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビューを果たした[4]。この年はメジャーで21試合に登板して1勝0敗、防御率4.03、24奪三振を記録した。 マーリンズ傘下時代2013年11月1日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した[5]が、2014年1月29日にDFAとなった。 その後、2月6日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[6]。シーズンでは傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーし、47試合に登板して3勝3敗14セーブ、防御率3.66、72奪三振を記録した。 ヤンキース時代2014年8月31日に金銭トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[7]。ヤンキースでは3試合に登板して防御率13.50の成績を記録し、9月21日にDFAとなった。 オリオールズ時代2014年9月24日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍したが、12月2日にFAとなった[6]。12月15日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[8]。 2015年は開幕を傘下のAAA級ノーフォーク・タイズで迎え、5月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。そのまま右の中継ぎに定着し、36試合に登板して4勝2敗、防御率4.14、4ホールドを記録した。 2016年4月1日にマイナー契約となり、AAA級ノーフォークに配属された[9]。6月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。7月29日にローガン・オンドルセクの獲得に伴ってDFAとなった[6]。オリオールズでは移籍するまでに9試合に登板して防御率3.72、1勝を記録。また、AAA級ノーフォークでは33試合の登板で防御率2.39、1勝2敗4セーブ、奪三振率10.8という好成績を記録していた。 ブレーブス時代2016年8月7日にウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍した[6]。ブレーブス加入後は起用される頻度が高まり、21試合にリリーフ登板。防御率3.60、1勝、20.0イニングで26奪三振と力投した。オリオールズとの合算では、30試合の登板で防御率3.64・2勝・WHIP1.21という、まずまずの成績を記録。また、29.2イニングで37個の三振を記録し(奪三振率11.2)、高い三振奪取能力を示した。 2017年、ブレーブスでは開幕当初3試合に登板した後、右広背筋の張りのためマイナーへ配属された。6月はリハビリ登録されたものの、7月13日にマイナー契約でAAA級グウィネット・ブレーブスへ降格した[6]。 レイズ時代2017年7月18日に金銭トレードでタンパベイ・レイズへ移籍し、マイナー・オプションで傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された[6]。9月5日にメジャー昇格した[10]。9試合で8回と2/3回を投げ、防御率1.07、12奪三振を残した。 2018年は開幕をレイズの中継ぎとして迎える。7月8日に、故障者リストに入った。レギュラーシーズンでは、自身最高となる61試合に登板し、防御率3.58の成績を記録した。 2019年は自己最高を更に更新する71試合に登板した。 2021年2月22日にレイズと1年115万ドルで再契約した[12]。オフの11月3日にFAとなった[13]。 選手としての特徴「ウィッフルボール」や「フリスビー・スライダー」と称させれるスライダーを武器とする[14]。 人物詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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