チェルナヴォダ
チェルナヴォダ(ルーマニア語: Cernavodă)は、ルーマニアのドブロジャ地方、コンスタンツァ県にある町。トルコ名はボアズキョイ(トルコ語: Boğazköy)である。人口は2万514人。 町の名はブルガリア語で「黒い水」を意味するチェルナ・ヴォダ(черна вода)からきている。 経済ドナウ川の港町である一方、2基のCANDU炉から成り、国内の電気出力の18%を担うチェルナヴォダ原子力発電所がある。カナダのアトミック・エナジー・オブ・カナダ・リミテッドとイタリアのアンサルードの合弁による2号機は、2007年11月に完全に稼動を開始した。 当地からアジジェア、ナヴォダリまで、1984年開通のドナウ・黒海運河が延びている。 郊外には多くのぶどう園があり、シャルドネ種のワインがつくられている。 歴史紀元前4世紀に古代ギリシャ人がダキア人との交易所として、アクシオポリスの名で建設した。オスマン帝国の支配下にあった1860年に、コンスタンツァとの間で鉄道が開通した。 脚注関連項目 |