チア・キムター(クメール語: ជា គឹមថា[1]、英語: Chea Kimtha、1961年4月10日 - )は、カンボジアの外交官、元駐日大使(2015年~2018年)[2][3]、元外務次官(2020年~2021年)[4][5]。フン・セン首相と同郷のコンポンチャム州出身。母国語のクメール語に加えて、英語とドイツ語に堪能[4][6]。
経歴
プノンペンの高校を卒業した後、1979年に外務国際協力省(クメール語版、英語版)に入省。1983年から1989年にかけて、ドイツ民主共和国(東ドイツ)のカール・マルクス大学(現・ライプツィヒ大学)に留学して社会学修士を取得[6]。
1989年から1996年にかけてプノンペンで本省勤務、その傍らプノンペン大学(現・王立プノンペン大学)で英語学学士を取得している[6]。
1996年から1999年にかけて、在ドイツ大使館で二等書記官[6]。
1999年から2005年にかけて本省勤務。国務次官秘書、企画局部長、欧州局副局長、アジア1局副局長を歴任[6]。
2005年から2010年にかけて、駐日大使館で公使参事官[4][6]。
2011年から2015年にかけて本省勤務。国際協力局局長、アメリカ局局長、メコン協力局局長を歴任[4][6]。
2015年から2018年にかけて、駐日特命全権大使[2][3][4]。
2018年から2020年にかけて、アジア太平洋局局長[4][7]。
2020年から2021年にかけて、外務国際協力省次官[4][5]。
出典
外部リンク