ダヴィード・カゼラシュヴィリ
ダヴィード・カゼラシュヴィリ(グルジア語: დავით კეზერაშვილი、Davit Kezerashvili、1978年9月22日 - )は、グルジアの政治家。2006年から2008年までグルジア共和国国防相。 経歴・概要1977年または1978年、トビリシ生まれ。ユダヤ系とされる。ロシアとイスラエルで学び、その後グルジアに帰国し、トビリシ大学 (Tbilisi State University) で国際関係を学んだ。[1] 司法省勤務の後、後にグルジア大統領となるミヘイル・サアカシュヴィリのアシスタントとなり、トビリシ市議会議長に選出される際など、政治的パトロネージュの関係を構築する。 2004年から2006年11月まで財務省に勤務。この間、財務警察軍(税務警察)長官も務める。2006年11月11日イラクリー・オクルアシュヴィリ (Irakli Okruashvili) の後任として国防相に任命される。 政策・政治的見解自由主義政党統一国民運動(のちに国民運動・民主主義者)の創設メンバーの一人であり、2002年総選挙には同党から立候補した。[2] カゼラシュヴィリは、ミヘイル・サアカシュヴィリ大統領の側近であり盟友として知られる。[3] 国防相に就任した際にはグルジア労働党 (Georgian Labour Party) のシャルヴァ・ナテラシュヴィリ (Shalva Natelashvili) から「軍曹すら務めていない」と軍歴が皆無であることを批判されている。[4] 財務警察長官時代には、脱税企業を捜査する際、企業を襲撃するような強攻策を取ったこともある。[5] 脚注
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