ダレン・ナイシュ

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ダレン・ナイシュ[1]
  • ダレン・ナッシュ[2]
  • ダレン・ネイシュ[3]
ダレン・ナイシュ
Darren Naish
2016年
生誕 (1975-09-26) 1975年9月26日（49歳）
イングランドの旗 イングランド
国籍 イギリスの旗 イギリス
研究分野 古生物学
動物学
出身校 サウサンプトン大学
ポーツマス大学
博士課程
指導教員		 デイヴィッド・マーティル
主な業績 ブログ Tetrapod Zoology
アズダルコ科の行動学
ゼノポセイドンの記載
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

ダレン・ナイシュ（Daren Naish、1975年[4]9月26日[5][6] - ） は、イギリスの古脊椎動物学者兼サイエンスライター。サウサンプトン大学で地質学の学位を取得後[7]、ポーツマス大学でイギリスの古生物学者デイヴィッド・マーティルの下で古脊椎動物学を学び、修士号と博士号を取得した[8]。2006年にはブログ Tetrapod Zoology を開設した。

研究

ナイシュは化石海洋爬虫類の研究に取り組むことを目指して古生物学の研究を始めたが、彼は博論文で基盤的ティラノサウルス上科の獣脚類であるエオティラヌスを2001年にスティーヴ・ハットらと共に命名し、この研究で知られるようになった[9]。彼はウェールデン超層群の獣脚類テココエルルス（英語版）とカラモスポンディルス（英語版）およびアリストスクス（英語版）について論文を発表した。マーティルやディノ・フレイと共に[10][11]ナイシュは違法に入手されたブラジルのコンプソグナトゥス科の獣脚類ミリスキアを命名した[12]。2004年にナイシュとギャレス・J・ダイク（英語版）は議論の続くローマのヘプタステオルニス（英語版）化石に新たな解釈を与えた。この化石は他の研究者により巨大なフクロウあるいはトロオドン科恐竜ないしドロマエオサウルス科恐竜であると提唱されていたが、ナイシュとダイクはこれをアルヴァレスサウルス科恐竜でありヨーロッパから最初に報告された同科の属であると反論した[13]。その後、ヨーロッパの他のアルヴァレスサウルス科の断片標本が報告されている。

また、ナイシュは竜脚類の恐竜や翼竜、海生爬虫類、ウミガメ、海生哺乳類などその他化石脊椎動物も研究しており、これらの論文は動物学の観点から執筆されてもいる。1990年代には研究の進んでいなかったクジラ類の一連の論文を発表し、2004年にはニュージーランドの巨大なデルコートオオヤモリ（英語版）の総説論文を発表した[14]。

2004年にナイシュらは北アメリカに生息したブラキオサウルス科のサウロポセイドンに近縁とみられるワイト島の巨大な竜脚類の恐竜を記載し、この恐竜は非公式にアングロポセイドン ("Angloposeidon") と呼称された[15]。2006年のスペインからのトゥリアサウルスの記載以前では、ヨーロッパから報告された恐竜ではアングロポセイドンが最大の恐竜であった。2005年にはナイシュは新種の白亜紀のウミガメであるアラリペミス・アートゥリをデイヴィッド・マーティルらと共に記載し[16]、2006年には彼と共に南アメリカの鶏冠のある翼竜トゥプクスアラとタラソドロメウスの改訂論文を発表[17]。2007年から2008年の間には両者はイギリスの恐竜の主要な改訂論文を発表し[18][19]、さらにナイシュは Barbara Sánchez-Hernández やマイケル・ベントンと共にスペインのテルエル県ガルベ（英語版）の脊椎動物化石の論文を発表した。ガルベの化石はイスチオダクティルス科（英語版）の翼竜やヘテロドントサウルス科（英語版）およびスピノサウルス亜科の化石が包含されている点で重要である。2007年にナイシュはポーツマスを拠点とする古生物学者マイケル・P・テイラーと共に新属の竜脚類ゼノポセイドンの記載論文を共同執筆した[20]。2008年にはマーク・P・ウィットン（英語版）と共にアズダルコ科翼竜を評価し、アズダルコ科はコウノトリやジサイチョウ属のようなジェネラリストであり、幅広い環境で小型動物や腐肉を採餌していたと提唱した[21]。同年にマーク・テイラーやマット・ウェデルと共に竜脚類の首の姿勢についての論文も発表した[22]。2010年にはキリンが水に浮くことができるという仮説を論文にした[23]。2011年にはデイヴ・ホーンカットヒルと共に恐竜と翼竜の相互選択の論文を発表[24]。2013年にはワイト島から産出したアズダルコ科の翼竜ヴェクティドラコ・デイジーモリサエ（英語版）を記載した[25]。また、2013年にはウィットンと共にアズダルコ科翼竜の陸上歩行についての自らの2008年の追随論文を発表した[26]。2015年にはナイシュらはトランシルヴァニアの未命名の新たな翼竜の分類群について論文を発表した[27]。

2017年、新種のピコドン科魚類 Scalacurvichthys naishi がナイシュにちなんで命名された[28]。

出版物

先史時代の海生爬虫類ヘルヴェティコサウルス（英語版）のナイシュによるイラスト

ナイシュは先史時代の動物について人気の書籍を複数出版しており、具体的には Dinosaurs: How They Lived and Evolved[29][30]や、ポール・バレットとの共著 Dinosaur Record Breakers (Carlton Kids 2018)[31]、デイヴィッド・ランバートやエリザベス・ワイズと共同執筆したDK社の Encyclopedia of Dinosaurs and Prehistoric Life (2003)[32]、デイヴィッド・マーティルとの共著である Palaeontological Association の Dinosaurs of the Isle of Wight (2001)[33]、テレビシリーズ『ウォーキングwithダイナソー〜驚異の恐竜王国』に合わせてデイヴィッド・マーティルと共同執筆した Walking with Dinosaurs: The Evidence (2000)[34]がある。2010年には単独で The Great Dinosaur Discoveries を出版[35]。

2017年にはミニエッセイのコレクションを通して進化の話題に関する基本的な疑問に答える本 Evolution in Minutes を出版した[36]。

また、ナイシュは未確認動物学の本も執筆している。Hunting Monsters: Cryptozoology and the Reality Behind the Myths[37]やジョン・コンウェイ（英語版）やC・M・コーセメンとの共著 Cryptozoologicon: Volume I [38]がある。

日本では Dinosaurs: How They Lived and Evolved が『恐竜の教科書 最新研究で読み解く進化の謎』という題で日本語化され、2019年2月に創元社から出版された[1]。2020年5月にはナイシュが監修した『恐竜と古代の生き物図鑑』（ジョン・ウッドワード著）が同じく創元社から発行が予定されている[39]。また、彼の監修した『恐竜 驚きの世界 年代別に解き明かす先史から恐竜時代、人類創生の歴史百科』（原題: Dinosaurs a Children's Encyclopedia）は2012年7月にネコ・パブリッシングから出版されている[2]ほか、ネコ・パッシングは彼の執筆した『世界恐竜発見史―恐竜像の変遷そして最前線』を2010年8月に出版している[3]。

書籍

  • Naish, D. 2019. Hunting Monsters: Cryptozoology and the Reality Behind the Myths Sirius Publications.[40]
  • Naish, D. 2017. Evolution in Minutes. Quercus. London.[36]
  • Naish, D. 2017. Hunting Monsters: Cryptozoology and the Reality Behind the Myths. Sirius Publications.[37]
  • Naish, D. Barrett, P. 2016. Dinosaurs: How They Lived and Evolved. Smithsonian Books.[29]
  • Naish, D. 2015. Jurassic Record Breakers, Carlton Kids. London.[41]
  • Conway, J., Kosemen, C. M. & Naish, D. 2013. Cryptozoologicon Volume I. Irregular Books.[38]
  • Conway, J., Kosemen, C. M. & Naish, D. 2012. All Yesterdays: Unique and Speculative Views of Dinosaurs and Other Prehistoric Animals. Irregular Books.[42]
  • Naish, D. 2011. Dinosaur Record Breakers. Carlton Books, London.[31]
  • Naish, D. 2010. Tetrapod Zoology Book One. CFZ Press, Bideford.[43]
  • Moody, R. T. J., Buffetaut, E., Naish, D. & Martill, D. M. 2010. Dinosaurs and Other Extinct Saurians: A Historical Perspective. Geological Society, London.[44]
  • Naish, D. 2010. Dinosaurs Life Size. Barron's Educational Series, New York.[45]
  • Naish, D. 2009. The Great Dinosaur Discoveries. A & C Black, London.[35]
  • Martill, D. M. & Naish, D. 2001. Dinosaurs of the Isle of Wight. The Palaeontological Association, London.[33]
  • Martill, D. M. & Naish, D. 2000. Walking With Dinosaurs: The Evidence. BBCワールドワイド, London.[34]

メディアへの出演

ナイシュはイギリスのテレビ番組に幅広く出演しており、BBC News 24 やチャンネル4の Sunday Brunch（英語版）[46]、Richard & Judy（英語版）[47]、Live from Dinosaur Island[48]に出演。ドキュメンタリーではBBCの How to build a dinosaur（2011年）[49]やITVの『イギリス恐竜図鑑』（2015年）に出演した[50]。1990年代にはジャーナリストのジョン・ロンソン（英語版）がプレゼンターを担当したチャンネル4の未確認動物学討論番組[51]に出演。ワイト島の竜脚類アングロポセイドン、翼竜トゥプクスアラ、竜脚類ゼノポセイドンの彼の研究はニュースメディアで広く報道され[52][53][54][55][56]、キリンが浮くという彼の研究論文も同様であった[57][58][59]。

ナイシュはモントーク・モンスター[60][61][62]やサンディエゴデーモン[63]、エクスムーアの獣（英語版）[64]、ロシアの謎めいた怪物の死体[65]といった未知の動物の死骸の話にも出演している。彼はタフォノミーの影響で見慣れた動物が判別できない状態になっているのだと強調した[66]。

メディアに広く登場するナイシュによる人気の著書には Cryptozoologicon[67][68]や All Yesterdays がある[注 1][69][70][71][72]。

ブログ

ナイシュとマット・ウェデルとマイケル・P・テイラー。SVPOWの著者
TetZooCon 2015。ロンドン・ウェットランド・センターにて

2006年にナイシュは動物学の様々な観点をカバーしたウェブブログ Tetrapod Zoology を開設し、2007年にScienceBlogs（英語版）ネットワークに参加した。2011年7月にブログはサイエンティフィック・アメリカンのブログネットワークへ移り、 2018年7月31日に独立した[73]。Tetrapod Zoology は四足動物についての大半の話題をカバーしている。カエルや爬虫類、哺乳類、鳥類、恐竜、翼竜、未確認動物学について執筆された話題が通例人気である[74]。また、ナイシュは古生物学者マイケル・P・テイラーとマット・ウェデルと共に週刊ブログ Sauropod Vertebra Picture にも記事を投稿している[75]。

2010年にはナイシュは Tetrapod Zoology の初期の記事のコレクションを Tetrapod Zoology Book One というタイトルで書籍化した[76]。

ポッドキャスト

The Tetrapod Zoology Podcast[77]が TetZooVerse の公式なポッドキャストとして2013年2月1日に配信された。このポッドキャストは四足動物と古脊椎動物学の全てをカバーしており、ナイシュとジョン・コンウェイが司会を務め、共著者兼未確認動物のアーティストであるメモ・コーズメンが全15話にレギュラー出演した[78]。

集会

TetZooCon[79]はブログ Tetrapod Zoology の内容に関するものを主題とする一年に一度の集会である。この集会は2014年7月12日に初めて開催され、それ以来ロンドンの様々な会場で開催されている。様々なテーマのトークは古生物学から未確認動物学まで多岐に亘り、ワークショップもある。集会はナイシュとコンウェイが編成しており、ナイシュが一人でスピーチし、コンウェイがワークショップを担当することが多い[80]。

脚注

注釈

  1. ^ いずれもジョン・コンウェイ（英語版）およびC・M・コーセメンとの共著。

出典

  1. ^ a b ダレン・ナイシュ、ポール・バレット 著、吉田三知世 訳『恐竜の教科書 最新研究で読み解く進化の謎』小林快次・久保田克博・千葉謙太郎・田中康平（監訳）、創元社、2019年2月20日、240頁。 
  2. ^ a b “恐竜　驚きの世界　年代別に解き明かす先史から恐竜時代、人類創生の歴史百科”. セブンネットショッピング. セブン&アイ・ホールディングス. 2020年3月30日閲覧。
  3. ^ a b “世界恐竜発見史―恐竜像の変遷そして最前線”. 紀伊国屋書店. 2020年3月30日閲覧。
  4. ^ Daren Naish (@TetZoo) - X（旧Twitter）
  5. ^ @TetZoo (2018年9月26日). "There's a theme to my birthday but I can't quite work out what it is yet. Big thanks Gavin and Kerry :)". X（旧Twitter）より2020年3月30日閲覧。
  6. ^ @TetZoo (2019年9月26日). "My favourite birthday card so far". X（旧Twitter）より2020年3月30日閲覧。
  7. ^ “Darren Naish | University of Southampton - Academia.edu” (英語). soton.academia.edu. 23 April 2018閲覧。
  8. ^ “Darren Naish | BSc, M.Phil., PhD | University of Southampton, Southampton | Institute for Life Sciences (IfLS) | ResearchGate” (英語). ResearchGate. 23 April 2018閲覧。
  9. ^ Hutt, Stephen; Naish, Darren; Martill, David M.; Barker, Michael J.; Newbery, Penny (2001). “A preliminary account of a new tyrannosauroid theropod from the Wessex Formation (Early Cretaceous) of southern England”. Cretaceous Research 22 (2): 227–242. doi:10.1006/cres.2001.0252. https://semanticscholar.org/paper/242e6d5f962a143900f3c8d2ff5eb20d6fe7482b. 
  10. ^ Naish, Darren; Martill, David M. (January 2002). “A reappraisal of Thecocoelurus daviesi (Dinosauria: Theropoda) from the Early Cretaceous of the Isle of Wight”. Proceedings of the Geologists' Association 113 (1): 23–30. doi:10.1016/s0016-7878(02)80003-7. ISSN 0016-7878. 
  11. ^ Naish, Darren (January 2002). “The historical taxonomy of the Lower Cretaceous theropods (Dinosauria) Calamospondylus and Aristosuchus from the Isle of Wight”. Proceedings of the Geologists' Association 113 (2): 153–163. doi:10.1016/s0016-7878(02)80017-7. ISSN 0016-7878. 
  12. ^ Naish, Darren; Martll, David M.; Frey, Eberhard (17 May 2006). “Ecology, Systematics and Biogeographical Relationships of Dinosaurs, Including a New Theropod, from the Santana Formation (?Albian, Early Cretaceous) of Brazil”. Historical Biology 16 (2–4): 57–70. doi:10.1080/08912960410001674200. 
  13. ^ Naish, Darren; Dyke, Gareth (1 July 2004). “Heptasteornis was no ornithomimid, troodontid, dromaeosaurid or owl: The first alvarezsaurid (Dinosauria: Theropoda) from Europe”. Neues Jahrbuch für Geologie und Paläontologie – Monatshefte 2004: 385–401. https://www.researchgate.net/publication/285879759. 
  14. ^ Naish, Darren (1 January 2004). “New Zealand's giant gecko: a review of current knowledge of Hoplodactylus delcourti and the kawekaweau of legend”. The Cryptozoology Review 4. https://www.researchgate.net/publication/307848382. 
  15. ^ Naish, Darren; Martill, David M.; Cooper, David; Stevens, Kent A. (2004). “Europe's largest dinosaur? A giant brachiosaurid cervical vertebra from the Wessex Formation (Early Cretaceous) of southern England”. Cretaceous Research 25 (6): 787–795. doi:10.1016/j.cretres.2004.07.002. 
  16. ^ FIELDING, SARAH; MARTILL, DAVID M.; NAISH, DARREN (November 2005). “Solnhofen-Style Soft-Tissue Preservation in a New Species of Turtle from the Crato Formation (Early Cretaceous, Aptian) of North-East Brazil” (英語). Palaeontology 48 (6): 1301–1310. doi:10.1111/j.1475-4983.2005.00508.x. ISSN 0031-0239. 
  17. ^ MARTILL, DAVID M.; NAISH, DARREN (July 2006). “Cranial crest development in the Azhdarchoid pterosaur Tupuxuara, with a review of the genus and tapejarid monophyly” (英語). Palaeontology 49 (4): 925–941. doi:10.1111/j.1475-4983.2006.00575.x. ISSN 0031-0239. 
  18. ^ Naish, D.; Martill, D. M. (1 May 2007). “Dinosaurs of Great Britain and the role of the Geological Society of London in their discovery: basal Dinosauria and Saurischia”. Journal of the Geological Society 164 (3): 493–510. doi:10.1144/0016-76492006-032. ISSN 0016-7649. 
  19. ^ NAISH, D.; MARTILL, D. M. (1 May 2008). “Dinosaurs of Great Britain and the role of the Geological Society of London in their discovery: Ornithischia”. Journal of the Geological Society 165 (3): 613–623. doi:10.1144/0016-76492007-154. ISSN 0016-7649. 
  20. ^ TAYLOR, MICHAEL P.; NAISH, DARREN (1 November 2007). “An Unusual New Neosauropod Dinosaur from the Lower Cretaceous Hastings Beds Group of East Sussex, England” (英語). Palaeontology 50 (6): 1547–1564. doi:10.1111/j.1475-4983.2007.00728.x. ISSN 1475-4983. 
  21. ^ Witton, Mark P.; Naish, Darren (28 May 2008). “A Reappraisal of Azhdarchid Pterosaur Functional Morphology and Paleoecology” (英語). PLOS ONE 3 (5): e2271. doi:10.1371/journal.pone.0002271. ISSN 1932-6203. PMC 2386974. PMID 18509539. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2386974/. 
  22. ^ Taylor, Michael P.; Wedel, Mathew J.; Naish, Darren (June 2009). “Head and Neck Posture in Sauropod Dinosaurs Inferred from Extant Animals” (英語). Acta Palaeontologica Polonica 54 (2): 213–220. doi:10.4202/app.2009.0007. ISSN 0567-7920. 
  23. ^ Henderson, Donald M.; Naish, Darren (July 2010). “Predicting the buoyancy, equilibrium and potential swimming ability of giraffes by computational analysis”. Journal of Theoretical Biology 265 (2): 151–159. doi:10.1016/j.jtbi.2010.04.007. ISSN 0022-5193. PMID 20385144. 
  24. ^ HONE, DAVID W.E.; NAISH, DARREN; CUTHILL, INNES C. (19 December 2011). “Does mutual sexual selection explain the evolution of head crests in pterosaurs and dinosaurs?” (英語). Lethaia 45 (2): 139–156. doi:10.1111/j.1502-3931.2011.00300.x. ISSN 0024-1164. 
  25. ^ Naish, Darren; Simpson, Martin; Dyke, Gareth (18 March 2013). “A New Small-Bodied Azhdarchoid Pterosaur from the Lower Cretaceous of England and Its Implications for Pterosaur Anatomy, Diversity and Phylogeny” (英語). PLOS ONE 8 (3): e58451. doi:10.1371/journal.pone.0058451. ISSN 1932-6203. PMC 3601094. PMID 23526986. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3601094/. 
  26. ^ Witton, Mark; Naish, Darren (2013). “Azhdarchid pterosaurs: water-trawling pelican mimics or 'terrestrial stalkers'?” (英語). Acta Palaeontologica Polonica. doi:10.4202/app.00005.2013. ISSN 0567-7920. 
  27. ^ Vremir, Mátyás; Witton, Mark; Naish, Darren; Dyke, Gareth; Brusatte, Stephen L.; Norell, Mark; Totoianu, Radu (17 March 2015). “A Medium-Sized Robust-Necked Azhdarchid Pterosaur (Pterodactyloidea: Azhdarchidae) from the Maastrichtian of Pui (Haţeg Basin, Transylvania, Romania)”. American Museum Novitates 3827 (3827): 1–16. doi:10.1206/3827.1. hdl:2246/6582. ISSN 0003-0082. https://hdl.handle.net/2246/6582. 
  28. ^ Cawley, John J.; Kriwet, Jürgen (2017). “A new pycnodont fish, Scalacurvichthys naishi gen. et sp. nov., from the Late Cretaceous of Israel”. Journal of Systematic Palaeontology 16 (8): 659–673. doi:10.1080/14772019.2017.1330772. PMC 5849399. PMID 29551954. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5849399/. 
  29. ^ a b Darren, Naish (September 2016). Dinosaurs : how they lived and evolved. Barrett, Paul M. (Paleontologist). London, England. ISBN 978-0565093112. OCLC 948337113 
  30. ^ Fastovsky, David E. (24 August 2017). “Dinosaurs: How They Lived and Evolved by Darren Naish and Paul Barrett”. The Quarterly Review of Biology 92 (3): 305. doi:10.1086/693579. ISSN 0033-5770. 
  31. ^ a b DARREN., NAISH (2018). DINOSAUR RECORD BREAKERS.. [S.l.]: CARLTON BOOKS LTD. ISBN 978-1783123810. OCLC 1020279192 
  32. ^ Lambert, David (2003). Encyclopedia of dinosaurs & prehistoric life. Naish, Darren., Wyse, Elizabeth, Blount, Kitty., Crowley, Maggie., Bada, Kathleen., American Museum of Natural History.. London: Dorling Kindersley. ISBN 978-1405300995. OCLC 47232030 
  33. ^ a b Dinosaurs of the Isle of Wight. Martill, David M., Naish, Darren., Palaeontological Association.. London: Palaeontological Association. (2001). ISBN 978-0901702722. OCLC 47747920 
  34. ^ a b M., Martill, David (2000). Walking with dinosaurs : the evidence. Naish, Darren.. London: BBC. ISBN 9780563537434. OCLC 47696397 
  35. ^ a b Darren., Naish (2009). The great dinosaur discoveries. London: A & C Black. ISBN 978-1408119068. OCLC 320494340 
  36. ^ a b Darren, Naish (2017). Evolution in minutes. New York. ISBN 9781786485151. OCLC 1013543810 
  37. ^ a b Darren, Naish (September 2017). Hunting monsters : cryptozoology and the reality behind the myths. London. ISBN 978-1784288624. OCLC 973280941 
  38. ^ a b Conway, John (2013). Cryptozoologicon : the biology, evolution, and mythology of hidden animals : volume 1. Kosemen, C. M., Naish, Darren.. Irregular Books. ISBN 978-1291621532. OCLC 870904128 
  39. ^ “恐竜と古代の生き物図鑑”. 創元社. 2020年3月30日閲覧。
  40. ^ “New and Notable”. Skeptical Inquirer 43 (4): 62. (2019). 
  41. ^ Darren., Naish (2015). Jurassic record breakers. London: Carlton Books Ltd. ISBN 9781783121182. OCLC 903763981 
  42. ^ “Amazon.com: All Yesterdays: Unique and Speculative Views of Dinosaurs and Other Prehistoric Animals eBook: Darren Naish, C.M. Kosemen, John Conway, Scott Hartman: Kindle Store”. www.amazon.com. 23 April 2018閲覧。
  43. ^ Darren., Naish (2010). Tetrapod zoology. Book one. Naish, Darren. (2nd ed.). Woolsery, North Devon [England]: CFZ Press. ISBN 978-1905723614. OCLC 703648654 
  44. ^ Dinosaurs and other extinct saurians : a historical perspective. Moody, Richard, 1939–, Geological Society of London.. London: Geological Society. (2010). ISBN 9781862393110. OCLC 665581198 
  45. ^ Darren., Naish (2010). Dinosaurs life size (1st ed.). Hauppauge, NY: Barron's. ISBN 9780764163784. OCLC 606761894 
  46. ^ “Sunday Brunch – On Demand – All 4” (英語). www.channel4.com. 2018年4月25日閲覧。
  47. ^ “Darren Naish on Twitter” (英語). Twitter. https://twitter.com/TetZoo/status/841641536228098049 2018年4月25日閲覧。 
  48. ^ Live from Dinosaur Island (TV Mini-Series 2001– ), https://www.imdb.com/title/tt0287862/fullcredits 25 April 2018閲覧。 
  49. ^ Bootle, Oliver (21 September 2011), How to Build a Dinosaur, Alice Roberts, Michael J. Benton, Tom Bugler, https://www.imdb.com/title/tt2066893/ 2018年4月23日閲覧。 
  50. ^ “Dinosaur Britain”. ITV Press Centre. ITV (2015年8月18日). 2015年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月28日閲覧。
  51. ^ Cryptozoology, Jon Ronson, (25 March 1997), https://www.imdb.com/title/tt1235625/ 25 April 2018閲覧。 
  52. ^ “Dinosaur bones on Isle of Wight rewrite evolutionary history” (英語). The Independent. (23 November 2004). https://www.independent.co.uk/news/uk/this-britain/dinosaur-bones-on-isle-of-wight-rewrite-evolutionary-history-534292.html 25 April 2018閲覧。 
  53. ^ Correspondent, By Mark Henderson, Science (23 November 2004). “Britain's biggest dinosaur roamed the Isle of Wight” (英語). The Times. ISSN 0140-0460. https://www.thetimes.co.uk/article/britains-biggest-dinosaur-roamed-the-isle-of-wight-2jhb3j9qznj 25 April 2018閲覧。 
  54. ^ “Newfound Dinosaur Dubbed 'Alien Sauropod'”. Live Science. https://www.livescience.com/4721-newfound-dinosaur-dubbed-alien-sauropod.html 25 April 2018閲覧。 
  55. ^ “Fossil is new family of dinosaur” (英語). (15 November 2007). http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7096104.stm 25 April 2018閲覧。 
  56. ^ “Student discovers new dinosaur” (英語). Metro. (14 November 2007). http://metro.co.uk/2007/11/14/student-discovers-new-dinosaur-513815/ 25 April 2018閲覧。 
  57. ^ “Think Giraffes Can't Swim? Science Proves They Can” (英語). TreeHugger. https://www.treehugger.com/natural-sciences/think-giraffes-cant-swim-science-proves-they-can.html 26 April 2018閲覧。 
  58. ^ “Giraffes can swim, though poorly: study | CBC News” (英語). CBC. http://www.cbc.ca/news/technology/giraffes-can-swim-though-poorly-study-1.972860 26 April 2018閲覧。 
  59. ^ “Glad That's Resolved: Computer Simulation Shows Giraffes Can Swim” (英語). www.themarysue.com. 26 April 2018閲覧。
  60. ^ “Return of the Montauk Monster: Same Ol' Myth?”. Live Science. https://www.livescience.com/3602-return-montauk-monster-ol-myth.html 30 April 2018閲覧。 
  61. ^ “National Geographic's Wild Case Files covers the 'Montauk monster'” (英語). Tetrapod Zoology. http://scienceblogs.com/tetrapodzoology/2011/05/16/wild-case-files-montauk-monster/ 30 April 2018閲覧。 
  62. ^ “Montauk Monster and the Raccoon Body Farm – CSI”. www.csicop.org. 30 April 2018閲覧。
  63. ^ Radford, Ben (2 February 2012). “What Is This Chupacabra-Demonoid Monster?”. Seeker. https://www.seeker.com/what-is-this-chupacabra-demonoid-monster-1765638964.html 2018年4月30日閲覧。 
  64. ^ Vaughan, Lloyd (13 January 2009). “Animal's carcass not Exmoor Beast”. This is The West Country. http://www.thisisthewestcountry.co.uk/news/somerset_news/4041711.Animal_s_carcass_not_Exmoor_Beast/ 2018年4月30日閲覧。 
  65. ^ “Russian mystery monster carcass – Busted” (英語). Doubtful News. (30 June 2015). https://doubtfulnews.com/2015/06/russian-mystery-monster-carcass-busted/ 2018年4月30日閲覧。 
  66. ^ “What was the Montauk monster?” (英語). Tetrapod Zoology. http://scienceblogs.com/tetrapodzoology/2008/08/04/the-montauk-monster/ 20180-04-30閲覧。 
  67. ^ Newitz, Annalee. “Cryptozoologicon Could Revolutionize the Field of Monster Studies” (英語). io9. https://io9.gizmodo.com/cryptozoologicon-could-revolutionize-the-field-of-monst-1517552866 25 April 2018閲覧。 
  68. ^ “The Cryptozoologicon | Cryptid”. Know Your Meme. http://knowyourmeme.com/photos/668634-cryptid 25 April 2018閲覧。 
  69. ^ Newitz, Annalee. “A Book That Will Make You Question Everything You Know About Dinosaurs” (英語). io9. https://io9.gizmodo.com/5965389/a-book-that-will-make-you-question-everything-you-know-about-dinosaurs 25 April 2018閲覧。 
  70. ^ Hone, Dr Dave (2013年3月24日). “All Yesterdays – book review” (英語). ガーディアン. 2018年4月25日閲覧。
  71. ^ Conway, John; Kosemen, C. M.; Naish, Darren (2012). Books: All Yesterdays. ISBN 9781291177121. https://www.npr.org/books/titles/166483602/all-yesterdays-unique-and-speculative-views-of-dinosaurs-and-other-prehistoric-a 25 April 2018閲覧。 
  72. ^ “All Yesterdays: An Alternative Look at Dinosaurs” (英語). Tor.com. (4 January 2013). https://www.tor.com/2013/01/04/book-review-all-yesterdays-daren-naish-john-conway-cm-koseman-scott-hartman/ 25 April 2018閲覧。 
  73. ^ “Welcome to Tetrapod Zoology ver 4” (英語). Tetrapod Zoology Podcast. http://tetzoo.com/podcast/2018/7/14/welcome-to-tetrapod-zoology-ver-4 31 July 2018閲覧。 
  74. ^ “Welcome to Tetrapod Zoology ver 4”. tetzoo.com. 31 July 2018閲覧。
  75. ^ “About SV-POW!” (英語). Sauropod Vertebra Picture of the Week. (1 October 2007). https://svpow.com/about/ 26 April 2018閲覧。 
  76. ^ Naish, Darren (7 October 2010), “Tetrapod Zoology Book One is here at last”, Scienceblogs: Tetrapod Zoology, オリジナルの8 May 2012時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120508153240/http://scienceblogs.com/tetrapodzoology/2010/10/tetrapod_zoology_book_one.php 2020年3月30日閲覧。 
  77. ^ “Tetrapod Zoology Podcast” (英語). Tetrapod Zoology Podcast. 19 April 2018閲覧。
  78. ^ “Episode 15: Cryptozoologicon Special, Volume I” (英語). Tetrapod Zoology Podcast. http://tetzoo.com/podcast/2013/12/18/episode-15-cryptozoologicon-special-volume-i 2018年4月25日閲覧。 
  79. ^ “TetZooCon” (英語). Tetrapod Zoology Podcast. 23 April 2018閲覧。
  80. ^ “Dinosaurs, Animal Farts and Pterosaur Sex: Tet Zoo Con 2017” (英語). Curious Clocks & Animals. (12 November 2017). https://robynwomack.com/2017/11/12/dinosaurs-animal-farts-and-pterosaur-sex-tet-zoo-con-2017/ 2018年4月23日閲覧。 

外部リンク