ダリユシュ・ミハルチェフスキ(Dariusz Tomasz Michalczewski、ポーランド語発音: [ˈd̪arʲjuʃ ˌmʲixalˈt͡ʃɛfskʲi]、ダリウス・ミハエルゾウスキーとも、1968年5月5日 - )は、ポーランドの元プロボクサー。元WBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級統一王者。元WBO世界クルーザー級王者。
精悍な顔つきと鋭い眼光から「The Tiger(虎)」の異名を持つ。ポーランド、グダニスク出身。[要出典]
来歴
アマチュア時代
ダリユシュ・ミハルチェフスキは1968年にポーランドで生まれた。1990年にはライトヘビー級でドイツナショナルチャンピオンになる。さらに、1991年には同階級でヨーロッパチャンピオンになった。この年にプロボクシングの盛んなドイツに移住し、プロボクサーの道に進む。アマチュア時代の戦績は133勝15敗2分(83KO)。
プロボクサー時代
ヨーロッパチャンピオンになった1991年、ミハルチェフスキはドイツに渡り9月16日にプロデビューする。
その後、勝利を重ね1993年5月22日、空位のIBFインターコンチネンタルライトヘビー級タイトルを獲得。
1994年9月10日、リーオンザー・バーバーを12回判定に下し、WBO世界ライトヘビー級タイトルを獲得した。
1994年12月17日、WBO世界クルーザー級タイトルも獲得する[注釈 1]。
1997年6月13日、WBA、IBF世界ライトヘビー級王者のヴァージル・ヒルと統一戦を行い、判定勝ちを収めタイトル統一に成功した[注釈 2]。
その後もWBOタイトルの防衛を続け、2003年10月18日、フリオ・セサール・ゴンザレスに敗れてタイトルを失うまで、実に10年近く、23度もタイトル防衛し続ける記録[注釈 3]を作った。
2005年2月26日、ファブリス・ティオゾに挑戦するも6回TKOで敗れ、同年5月に現役引退を発表した。15年近いプロボクシングキャリアで敗れたのは最後の2戦だけだった。
獲得タイトル
脚注
- 注釈
- ^ ミハルチェフスキはクルーザー級のタイトルは取得後返上し、ライトヘビー級のタイトルを保持する選択をした。
- ^ 統一したWBA,IBFのタイトルはすぐに返上した。
- ^ 防衛最長記録はヘビー級ジョー・ルイスの25度。
- 脚注
関連項目
外部リンク