ダリエル・アルバレス
ダリエル・アルバレス・カメホ(Dariel Álvarez Camejo、1988年11月7日[1] - )は、キューバ共和国カマグエイ州カマグエイ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。 経歴キューバ時代キューバの国内リーグであるセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのガナデロス・デ・カマグエイでプレーしていた。 オリオールズ時代2013年7月24日にボルチモア・オリオールズと契約[3]。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズ、A+級フレデリック・キーズ、AA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、3球団合計で22試合に出場して打率.342、4本塁打、10打点、1盗塁の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。 2014年はAA級ボウイとAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、2球団合計で135試合に出場して打率.306、15本塁打、87打点、8盗塁の成績を残した。 2015年8月28日にメジャー契約を結んで25人枠入りし[4]、同日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。この年は12試合に出場し、打率.241ながらメジャー初本塁打を記録した。マイナーではA+級フレデリックとAAA級ノーフォークで計135試合に出場し、打率.277、16本塁打、73打点・8盗塁だった。 2016年は、2試合の出場に留まった。AAA級ノーフォークでは130試合に出場し、本塁打は4本まで激減したが、打率は.288となり、二塁打も38本記録した。 2017年に投手に転向するも、トミー・ジョン手術を受けた[5]。4月6日に自由契約となり[6]、11日にマイナー契約で再契約した。 2018年オフに自由契約となる。 メキシカンリーグ時代2019年1月14日にメキシカンリーグのティフアナ・ブルズと契約。6月4日にトレードでサルティーヨ・サラペメーカーズに移籍。 BCリーグ・茨城時代2020年12月19日、ベースボール・チャレンジ・リーグの茨城アストロプラネッツが入団を発表した[7]。外野手としての獲得ながら、試合終盤に投手として出場する「二刀流」構想があった[8]。茨城での給与はメキシコ時代のおよそ1/5とも報じられている[8]。チームへの合流は開幕後の2021年5月3日となった[9]。6月1日の対神奈川フューチャードリームス戦で審判への侮辱行為により退場処分となり、翌日に2試合の出場停止処分が下された[10]。茨城では23試合出場、打率.308、6本塁打、18打点を記録した[11]。 ソフトバンク時代福岡ソフトバンクホークスの入団テストを受けて合格し[12]、7月21日に入団することが発表された[13]。ソフトバンク加入時点でNPBのレギュラーシーズンは東京オリンピックに伴う中断期間であったが、その間に行われた2021プロ野球エキシビションマッチでは9試合に出場し、打率.400の好成績を残し[14]、リーグ戦再開日である8月13日に一軍登録された[15]。リーグ戦ではスタメン出場した8月29日の対オリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)の5回にNPB初本塁打を記録した[16]。この試合では茨城で同僚だったオリックスのセサル・バルガスがNPB初勝利を挙げている[16]。しかし、公式戦初打席から15打席ノーヒットに終わるなど[17]、12試合出場、打率.162、1本塁打、3打点と結果を残せなかった。オフの11月5日に自由契約選手として公示された[18]。 メキシカンリーグ復帰2022年1月18日にメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズへの入団が発表された[19]。7月2日に自由契約となり、3日にサルティーヨ・サラペメーカーズに3年ぶりに復帰した[20]。 2023年はグアダラハラ・マリアッチスでプレーした[21]。 詳細情報年度別打撃成績
記録MiLB
NPB
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|