ターシャ・アレクサンダー
ターシャ・アレクサンダー(Tasha Alexander、1969年12月1日 - )は、アメリカ合衆国の推理作家[1]。主な執筆ジャンルは歴史ミステリで、『ニューヨーク・タイムズ』でベストセラーリストに入った作品もある。 経歴両親ともに哲学の教授で、幼いころから読書を薦められて育った。ノートルダム大学で中世の研究をし英語の学位を取得。 2002年、コネチカット州ニューヘイブンに住んでいた時に、ドロシー・L・セイヤーズの『学寮祭の夜』(原題:Gaudy Night )にインスパイアされて処女作の執筆を始める[2]。2005年、ウィリアム・モロー社から「レディ・エミリーの事件帖」シリーズの第1作となる『折れたアポロ像の鼻』(原題:And Only to Deceive )を上梓。テネシー州フランクリンへ越し、地元のスターバックスで第2作の執筆作業をした。その後さらに引っ越したシカゴでイギリスの作家アンドリュー・グラントと結婚、グラントはベストセラー作家リー・チャイルドの弟である[3]。 2007年、ミナトー・ブックスに引き抜かれ[4]、よく調べられた正確な歴史の描写などを高く評価され[5][6][7]、同社の歴史ミステリ系ではトップの作家となった。作品は10か国語以上に翻訳され、ブルース・アレクサンダー賞やレビュアーズ・チョイス・アワード(読者賞)などにノミネートされた[8]。 作品リストレディ・エミリーの事件帖シリーズ1890年代のヨーロッパを舞台に、結婚してすぐに夫を亡くした若き貴婦人エミリーが様々な事件を解決する。
その他
出典
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