タンディチェイル
タンディチェイル(당대제일、当代第一、Dangdae Jeil、1992年4月21日 -2016年11月25日[注 1])は大韓民国の競走馬、繁殖牝馬である。 1977年の東京優駿(日本ダービー)に優勝し、韓国に輸出されてからわずか1年後に急死したラッキールーラが韓国に残した4頭の産駒の1頭。母はセミナ、その父ズーミングゾーン。済州・松堂牧場生産。生産基盤が弱い韓国において競馬は外国産馬中心で行われており、とくにタンディチェイルが生まれた1992年当時は年間200頭程の生産規模しかなかった(2004年現在、1000頭強に拡大している)。そのため内国産奨励のため内国産年度代表馬というカテゴリーが設けられている。タンディチェイルはその内国産年度代表馬に1996-1998年の3年連続選ばれた名馬である。 1996・1998年の文化日報杯、1997年のトゥクソム杯などに優勝した。当時KRA(韓国馬事会)は競馬の競走格付けを導入していないが、トゥクソム盃は2005年現在GIII(ただし韓国内限定グレード)に指定されている競走である。生涯成績は60戦25勝2着13回[3]。総獲得賞金は9億1917万8000ウォン[3](約9000万円)。1995年9月30日にデビューし[3]2001年12月3日に登録が抹消された[注 1]。 2002年1月24日から2004年2月10日まで内陸・ドミウル牧場で供用され、その後は内陸・平昌営農組合で供用された[要出典]。産駒は7頭おり、そのうち5頭が血統登録されている[4]。 2016年11月24日に肉用に用途変更され[注 1]、翌25日に死亡した[注 1]。 血統表
脚注注釈出典
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