タラーン郡
タラーン郡(タラーンぐん)はタイ南部・プーケット県にある郡(アムプー)の一つ。 名称タラーンはプーケットのマレー語における旧称、タンジュン・サラン(Tanjung Salang)を短縮したものである。この名称は現在でも一部でプーケットの愛称として使われることもある。 歴史タラーンは元々プーケット島における中心地であった。また、1875年~1876年に起こったビルマの侵攻で活躍した、ターオ・テープカサットリーとターオ・シースントーンの出身地であり、郡内には銅像が建てられている。 1898年ムアンタラーン郡として現在の郡が成立した。しかし、ムアンの語が県庁所在地を連想させることから1938年、タラーン郡に改称された[1]。 地理タラーン郡はプーケット島の北半分を有する。郡内にはシリナート、ハート・マイカーオ、パー・プラテーオなどの3つの国立公園が位置する。東岸部の島嶼部では真珠の養殖も行われている。 経済西岸部では主にビーチを利用した観光産業、東岸部の島嶼部では真珠などの養殖も盛ん。またテープカサットリー橋とサーラシン橋でパンガー県と結ばれており、またプーケット国際空港などもありプーケット島の交通の中心でもある。 行政区分タラーン郡は6のタムボンに分かれ、その下位に46の村がある。郡内には自治体(テーサバーン)が設置されており以下のようになっている。
脚注
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