タガラシ
タガラシ(田辛子、田枯し、学名:Ranunculus sceleratus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の越年草。水田や用水路などに生える雑草。有毒植物である。 和名の由来は、噛むと辛味があることから「田辛子」という説と、収量の少ない田に生えることから「田枯らし」という説がある。西国、特に旧周防国、福岡県(久留米市、筑紫地域)、熊本県鹿本郡ではウマゼリと呼ばれてきた[1]。 特徴日本全土の水田のような水たまりによく生える二年草[2]。 高さ25-60cm。花期は3-5月で、よく枝分かれして多数の花をつける。全体に黄緑色で柔らかい。キツネノボタンなどによく似ているが、果実が細長くなるのが特徴。 プロトアネモニンという毒をもち、誤食すると消化器官がただれたり、触ると皮膚がかぶれたりする[3]。 注釈・出典
参考文献
関連項目外部リンク
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