タカヒロ
タカヒロ(1981年 - )は日本の作家、ゲームクリエイター。男性。株式会社ホークアイ(みなとそふと)代表。本名は今泉貴博(いまいずみ たかひろ)。 略歴学生時代は毎日ゲームセンターに通うほどデジタルゲーム好きだったので、専門学校卒業後にPCゲームメーカー・インターハートにプログラマーとして入社した[1]。ところが社内で急に企画の人材が必要となった際「小学校のときに作文をほめられた」と発言したのをきっかけに業務を任され、基礎から脚本の書き方を学ぶこととなった[1]。その企画が大ヒット作となる『姉、ちゃんとしようよっ!』である[1]。 『少女人形 〜愛と飼育の日々〜』でシナリオライターとしてデビュー、その後『悪戯4』を制作する。[2] 前述の『姉、ちゃんとしようよっ!』は同社の姉妹ブランドきゃんでぃそふとから発売された。次作『つよきす』でも企画・シナリオを手がけ、これもまた大ヒットとなる。 2006年に「自分が本当にやりたいことをするには独立するしかない」と決意してインターハートを退社し、株式会社ホークアイと新ブランド・みなとそふとを設立する[1]。このときまだ20代半ばという若さだったため、後に「本当に怖かった」と述懐している[1]。2007年5月25日、同ブランドのデビュー作となる『君が主で執事が俺で』が発売された。 出世作となった『姉しよ』から『きみある』に至るまで、原画家・白猫参謀(旧・最神扇道)とコンビを組んで作品制作をしていたが、『真剣で私に恋しなさい!!』(原画家・wagi)以降は原画家を固定せず作品制作を行うようになった。 活動はゲームだけに限られず、『きみある』を原作としたテレビアニメではシリーズ構成を務めたほか、『BugBug』のメディアミックス企画『15美少女漂流記』ではキャラクター&世界観原案を、また2010年には漫画『アカメが斬る!』の原作を務めている。また、『電撃G'sマガジン』ではショートコラム「わくわくみなと情報局」を執筆。 作風『姉、ちゃんとしようよっ!』によって美少女ゲーム業界に姉ゲーブームを巻き起こしたため、「姉萌え」の草分けとされる[3]。 タカヒロの作品では、しばしば声優の顔ぶれがファンの話題になる。これは、シナリオの力点を登場人物の掛け合いに置いているため、セリフが特に重要となり、それを読み上げる声についてもよく吟味を重ねているからである[1]。 作品のアイディアを考案する過程では、まず自らがオタクであることを絶対条件としたうえで、話題となっている漫画・アニメ・映画などを鑑賞して興味の幅を広げていき、そこから取り組むべきコンセプトを抽出して制作につなげていく[1]。 作品リストコンピュータゲームぷちDEVIL作品
インターハート作品
きゃんでぃそふと作品
みなとそふと作品
みなとカーニバル作品
みなとカーニバルWorld作品スマートフォン向けゲームアプリ
漫画原作
小説
アニメ
その他
脚注
参考文献
外部リンク
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