タイラー・エップラー
タイラー・オースティン・エップラー(Tyler Austin Eppler、1993年1月5日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州カレッジステーション出身[3]のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、CPBLの味全ドラゴンズ所属。愛称は「エップ」[4]。 経歴プロ入りとパイレーツ傘下時代2014年のMLBドラフト6巡目(全体191位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り[2][3]。パイレーツ傘下でA-級ジェームズタウン・ジャマーズ(2014)、A+級ブレイデントン・マローダーズ(2015)、AA級アルトゥーナ・カーブ(2015 - 16)、AAA級インディアナポリス・インディアンズ(2017 - 18)と昇格する[2]。 2018年は、AAA級インディアナポリスで28試合に登板し、インターナショナルリーグ2位の13勝(6敗)、防御率3.59、153イニングで118奪三振・39与四球という成績を挙げた[5][6]。 オリックス時代2019年1月15日にオリックス・バファローズが獲得を発表した[1]。1年契約で年俸は推定60万ドル、背番号は42[7][8]。 同年は5月に初昇格した。5月19日にアンドリュー・アルバースの離脱を受けて埼玉西武ライオンズ戦(京セラドーム大阪)でNPB初先発を果たしたが、3回2/3を3失点で敗戦投手となり2軍降格となった[9]。6月に再昇格を果たすと、6月14日の阪神タイガース戦(京セラドーム大阪)では2-4とリードを許した8回表無死1・2塁の場面で救援登板。大山悠輔を三ゴロ併殺打、鳥谷敬を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、直後の8回裏に味方が4点を奪って逆転勝利し、NPB初勝利を記録した[10]。オフの12月2日に自由契約が公示された[11]。 ナショナルズ傘下時代2020年1月、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[12]。 キウム・ヒーローズ時代2021年12月17日、KBOリーグのキウム・ヒーローズと2022年シーズンの選手契約を結んだ[13]。 2022年シーズンはキウムで6勝を記録するも、2023年の再契約はなかった。 富邦ガーディアンズ時代2023年1月6日、台湾プロ野球(CPBL)の富邦ガーディアンズと契約した[14]。開幕から9試合に先発して3勝1敗、防御率2.89という成績を残していたが、6月21日に個人的な事情により退団した[15]。 メキシカンリーグ時代富邦退団後は、メキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズでプレーした[16]。 味全時代2024年2月6日、台湾プロ野球の味全ドラゴンズと契約した[17]。 プレースタイル90-92mph(約146.4km/h)程度の2種類の速球(フォーシーム、ツーシーム)を主体に、84-86mph(約136.7km/h)のスライダー、76-78mph(約123.8km/h)のカーブ、84-86mph(約136.7km/h)のチェンジアップを投げる[18]。マイナーリーグ通算で与四球率2.02。 詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
記録NPB
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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