ソチ空港(露: Аэропорт Сочи、英: Sochi Airport)は、ロシア連邦クラスノダール地方の黒海沿岸の都市ソチにある国際空港。
ソチ市街地の南方25kmに位置する。ソチ周辺のリゾート地域へのアクセス拠点として賑わっており、2018年には約634万人の利用者があった。
沿革
1945年にアドレル空港(Аэропорт Адлер)として開業。リスノフ2(Li-2)やイリューシン12(Il-12)の発着が可能であった。1956年にターミナルビルを建設、その後も滑走路や近代設備の充実を拡大。1980年に「ソチ空港」と改称。IATA空港コードのAERは旧称のアドレル空港に由来する。1986年よりイリューシン86(I-86)も離着陸、整備できるようになった。1991年より空港ターミナルビルをさらに拡張した。
2006年11月にソチ空港は公開売却され、実業家オレグ・デリパスカのベーシック・エレメント社が55億ルーブル(約2.06億米ドル)で獲得した[2]。
2014年のソチ冬季オリンピックの準備で空港設備が拡充された。
就航航空会社と就航都市
国内線
国際線
空港アクセス
空港ターミナル直結のアエロポルト・ソチ駅からアエロエクスプレス(列車)がソチ駅まで運行されている(一部は途中のアドレル駅止まり)。
脚注
外部リンク