セーレン・ボバック
セーレン・ボバック(Søren Bobach、1989年4月25日 - )はデンマークのオリエンテーリング選手[1]。シルケボー生まれで、現在はオーフス在住。 実績ジュニア時代初めてジュニア世界選手権(JWOC)に出場したのは2006年のリトアニア大会で、初出場ながらロング競技で優勝(チェコのJan Benešと同着での優勝)、17歳にしてジュニア世界選手権者となった。また、スプリント競技では9位、ロング競技では14位と上位に食い込み、翌2007年のオーストラリア大会こそ奮わなかったものの、2008年のスウェーデン大会ではミドル競技とスプリント競技で銅メダル、2009年のイタリア大会ではロング競技で銀メダル、リレー競技で銅メダルを獲得し、the Ultimate Junior of 2008にもノミネートされるなど、ジュニア選手として華々しい結果を残している。 シニア時代輝かしい成績を残したジュニア時代と裏腹に、シニア代表の舞台では苦戦を続けた。2009年、はじめて挑戦したワールドカップは総合54位。翌2010年は、世界選手権(WOC)をはじめとして、ヨーロッパ選手権(EOC)、ワールドカップでも低調なままに終わってしまう。2011年には代表から外れ、2012年にスイスで開催されたWOC2012でこそスプリント競技9位、リレー競技6位と気を吐くが、ロング競技では失格になってしまい、ヨーロッパ選手権・ワールドカップでも良い結果を残すことができなかった。2013年も再び代表選考から外れてしまうが、2014年にイタリアで開催されたWOC2014において、その2年前の世界選手権で健闘したスプリント競技で、下馬評を覆し優勝を果たす。また、この年より導入された男女混合によるスプリントリレー競技でも、デンマークの準優勝に貢献した。ヨーロッパ選手権やワールドカップでは苦戦しているものの、世界選手権のスプリント競技とデンマークの国内選手権では高いパフォーマンスを見せている。 その他
参考文献外部リンク
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