セント・ジョージズ教区(英語: Saint Georges)は、イギリス領モントセラトの行政教区の一つ。島の東部に位置する。
1990年代にかけて起こったスーフリエール・ヒルズの噴火により、現在は立ち入りのできない状態にある。現在、住民は噴火の影響がない隣のセント・ピーター教区や島外に避難しており、セント・ジョージズ教区は無人である。そのため行政機能は動いていない。噴火前の人口は3,882人(1946年[1])で、モントセラトの3つの教区内では最も少なかった。
また、当時モントセラト唯一の空港であったH・W・ブランブル空港(英語版)も1997年の噴火の被害に遭い、使用不可となっている。これを受け、影響のなかったセント・ピーター教区にジェラルズ空港(2008年にジョン・A・オズボーン空港に改名)が2005年に開港し、代行に当たっている。
脚注
- ^ “Parishes of Montserrat”. Statoids.com (2015年6月30日). 2020年3月22日閲覧。