シンテオトルはショチピリおよびマクイルショチトルと密接な関係があった[1]。植民地時代初期の『メシカの歴史』(Histoyre du Mechique)によれば、シンテオトルはショチピリの位相のひとつであるピルツィンテクトリとショチケツァルから生まれた。シンテオトルを埋めた地からは、トウモロコシ・チア・ワタなどの重要な植物が生えた[2]。また、女性のトウモロコシの神としてはチコメコアトルがあった[1]。
脚注
^ abMiller, Mary; Taube, Karl A. (1993). “maize gods”. The Gods and Symbols of Ancient Mexico and the Maya: An Illustrated Dictionary of Mesoamerican Religion. Thames & Hudson. pp. 108-110. ISBN0500050686(日本語訳:『図説マヤ・アステカ神話宗教事典』東洋書林、2000年)
^Taube, Karl (2001). “Maize: Iconography and Cosmological Significance”. The Oxford Encyclopedia of Mesoamerican Cultures. 2. Oxford University Press. pp. 150-152. ISBN0195108159