セルクナム族(セルクナムぞく、Selk'nam)とは、ティエラ・デル・フエゴ諸島を含むチリ及び、アルゼンチン南部のパタゴニア地域において居住していた民族。オナ族、オーナ族 (Ona)とも呼ばれる。
概要
南米最後の先住民族(インディオ)の一つで、チョン小語族に属するセルクナム語(英語版)を使用した。19世紀末にチリ・アルゼンチン両国政府がティエラ・デル・フエゴの探索と領有を進めた結果、絶滅に追い込まれた。
元々南米大陸を先住の地としていたが、マゼラン海峡をカヌーにより縦横断し[1]ティエラ・デル・フエゴ北部に住み着いた[2]と考えられている。
脚注
- ^ Frederick Webb Hodge, Proceedings: Held at Washington, December 27-31, 1915, original from Harvard University, 649 pages
- ^ Stefan Anitei, The Enigma of the Natives of Tierra del Fuego - Are Alacaluf and Yahgan the last Native Black Americans? [1]
参考文献
- Luis Alberto Borrero, Los Selk'nam (Onas), Galerna, Buenos Aires 2007.
- Lucas Bridges, Uttermost Part of the Earth, London 1948.
関連項目
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外部リンク