セビロドチザメ
セビロドチザメ(Gogolia filewoodi)はドチザメ科に属するサメの一種。セビロドチザメ属に属する唯一のサメである。 分布西部太平洋、ニューギニア島北部の大陸棚の深海域で採集された、1個体の成熟した雌のみが知られており、この個体をもとに記載された[2]。 形態体は細長く、吻は非常に長く、口前吻長は口幅の1.5倍以上。第一背鰭は非常に大きく、その起底は胸鰭と腹鰭の間を占め尾鰭上葉の長さとほぼ等しい。臀鰭は第二背鰭よりかなり小さく、その基部は第二背鰭の基部よりも後ろにある。歯は薄く、外側に傾き、上顎歯の多くに尖頭がある。体は灰褐色で腹側は白い。記載された個体は全長74cmで2尾の胎児を持っていた。胎生[3]。 引用文献と参考文献
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