ズヴォレン - チャタ線(スロバキア語: Železničná trať Zvolen – Čata)は、スロバキア国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は153。
現在列車が運行されているシャヒ〜チャタ間は1886年に開業した。その後、ズヴォレンまで延伸した。シャヒ〜ズヴォレン間はしばらく運行を休止していたが、2019年1月2日に運行を再開した[1]。
運行形態
快速「ズリフレニー・ヴラク(Zr)」
- シトゥーロヴォ - チャタ - ズヴォレン 【夏季の休日運行】
- 季節列車で、夏季の休日に限り一日1往復運行する。チャタ以西は152号線に直通する。途中、シャヒ、ドゥヂンツェ、ドヴォルニーキ、ネムツェ、クルピナ、ドブラー・ニヴァ停留所に停車する。
- 2022年以前は、ドヴォルニーキ通過、サーサ・プリェショウツェ停車であった他、種別もレギオナルエクスプレス(REX)であった。
普通
- チャタ - ズヴォレン
- 平日は4時間に1本の運行だが、ズヴォレン - クルピナ間には区間運転も多く、区間運転を合わせて平均2時間に1本の運行となっている。休日は本数が少なく、土曜日は早朝にシャヒ→ズヴォレンの列車が一日1本、日曜日は夜間にズヴォレン→シャヒの列車が一日1本運行される。
- 過去の運行形態
- 2018年度以前は、チャタ - シャヒ間のみの運行であった。平日は一日5往復、休日は一日3往復の運行であった。早朝の片道1本のみ152号線に直通し、チャタ発シトゥーロヴォ行となっていた。
- 2019年1月に、シャヒ - ズヴォレン間で運行を開始した。当初はブゾウスカー・レホトカを通過していたが、2019年夏より平日3往復、土曜・休日片道1本に限り停車を開始した。当初は、シャヒ - ドゥヂンツェ間にも区間運転列車が運行していた。またスラチナも通過していた。休日は、シャヒ - ズヴォレンの列車に加え、クルピナ - ズヴォレンも土曜日の北行・日曜日の南行が一日1本ずつ運行していた。
- 2020年末に、シャヒ - ドゥヂンツェ間の区間運転列車の運行を取りやめた。またブゾウスカー・レホトカは全列車停車となった。
- 2021年末に、スラチナへの停車を開始した。[2]
- 2023年度に、シャヒで分断されていた系統を統合し、チャタからズヴォレンまで平日は4時間に1本、一日4往復運行する様になった。一方、シャヒ以南は休日の運行と152号線への直通が取りやめられた。また、休日のクルピナ - ズヴォレンの区間運転が、金曜日の北行、月曜日の南行の運行に変更された。
駅一覧
以下では、スロバキア国鉄153号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
(*1) 2019年1月2日旅客営業再開。
(*2) 2019年6月10日旅客営業再開。
(*3) 2021年12月12日旅客営業再開[2]。
脚注・出典