スリープオーバー ~夜の大冒険~
『スリープオーバー ~夜の大冒険~』(原題:The Sleepover)は2020年に配信されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はトリッシュ・シー、主演はセイディ・スタンリーが務めた。 ストーリーボストン。ケヴィン・フィンチは学校のトイレで上級生たちからいじめにあっていた。2人の母親、マーゴットがいじめっ子たちを一喝して退散させたが、彼らはその様子をこっそり録画してYouTubeにアップロードした。その動画はあっというまに注目を集め、200万回以上の再生数を記録した。 その頃、ケヴィンの姉、クランシーは秘かに好意を寄せる青年(トラヴィス)からホームパーティーに招待され、ウキウキした気分になっていた。クランシーはパーティーに参加する許可をマーゴットとロン(父親)に求めたが、2人は首を縦に振ってくれなかった。そこで、クランシーは友人のミムと一緒にこっそり自宅を抜け出し、両親に黙ってパーティーに参加することにした。家を出る前、クランシーは庭のテントで夜を過ごしていたケヴィンとその友人(ルイス)を思いっきり脅かした。すっかり腰が抜けたルイスが用を足すためにフィンチ邸に入ると、そこには見知らぬ男女がいた。その男女はマーゴットとロンを無理やりどこかへ連れて行ってしまった。 ルイスは慌ててクランシーたちに見聞きした事実を報告したが、誰もその話を信じようとしなかった。しかし、ルイスがあまりに必死だったため、クランシーたちはとりあえず自宅の様子を見てくることにした。4人が家の中に入ると、そこには謎の男(ヘンリー)がいた。4人はヘンリーを泥棒と勘違いして縛り上げたが、その正体は連邦保安官であり、証人保護プログラムの下にあったマーゴットの安否を心配してやって来たのであった。実は、マーゴットこと本名マチルダは犯罪組織に所属していたことがあり、足を洗う際に組織から恨みを買ったという。組織はマチルダの行方を追い続けており、バズッたYouTubeの動画を手掛かりに彼女の居場所を割り出したのであった 真実を知った4人はマーゴットとロブを救い出すべく、巨悪との戦いに臨むのだった。 キャスト※活孤内は日本語吹き替え
製作・マーケティング本作の脚本は2017年にブラックリスト入りを果たしていた[2]。2019年8月26日、本作の主要キャストが発表された[3]。同月、本作の主要撮影がマサチューセッツ州で始まった[4]。2020年8月5日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[5]。20日、ジャーメイン・フランコが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[6]。 評価本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには20件のレビューがあり、批評家支持率は70%、平均点は10点満点で6.4点となっている[7]。また、Metacriticには9件のレビューがあり、加重平均値は46/100となっている[8]。 出典
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