スティール・パルス
スティール・パルス(Steel Pulse) は、イギリスで結成されたレゲエのグループ。[1][2] 経歴1975年、バーミンガムのハンズワース・ウッド・ボーイズ・スクールで、リード・ボーカルのデヴィッド・ハインズを中心に結成された[1][2]。 1978年、ロック・アゲインスト・レイシズムと連携してストラングラーズ等のパンク・ロックのアーティストとツアーを行ったことで注目され、バーニング・スピアの後押しによりアイランド・レコードからデビューアルバム「平等の権利(Handsworth Revolution)」をリリースし[1]、全英チャート(Music Week)9位のヒットを記録した[3]。シングルカットされた「放蕩息子(Prodigal Son)」は、全英チャート(Music Week)35位を記録した[4]。約10万人が参加したロック・アゲインスト・レイシズムのデモ行進と音楽フェスティバルに、ザ・クラッシュ、トム・ロビンソン、シャム69、デニス・ボーヴェルらと出演した[5]。 1984年、アルバム「アース・クライシス(Earth Crisis)」からシングルカットされた「Steppin' Out」は、グラミー賞ベスト・レゲエ・レコーディングにノミネートされた[6]。 1985年、アルバム「Babylon The Bandit」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムを受賞した[6]。 1989年、スパイク・リー監督の映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」のサウンドトラックに「I Can't Stand it」が収録された[7]。 1992年、アルバム「ラスタ百年祭~ライヴ・イン・パリ/RASTAFARI CENTENNIAL LIVE IN PARIS-ELYSEE MONTMARTRE」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。 1994年にリリースされたアルバム「VEX」は、全米レゲエ・アルバム・チャートで7位を記録し[8]、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。 1997年、アルバム「Rage And Fury」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。 1999年、アルバム「Living Legacy」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。 2004年、アルバム「African Holocaust」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。 2019年、アルバム「Mass Manipulation」をリリースし、グラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムにノミネートされた[6]。ビルボード・レゲエ・アルバム・チャートでは、1位を記録した[9]。人種差別撤廃を主張するロック・アゲインスト・レイシズム(反人種差別のロック)を追ったドキュメンタリー映画「白い暴動」に出演した[10]。 ディスコグラフィスタジオ・アルバム
フィルモグラフィ
脚注
外部リンク |