スティーブンス工科大学
スティーブンス工科大学(スティーブンスこうかだいがく、英: Stevens Institute of TechnologyまたはSIT)は1870年に創立された、マンハッタンの対岸であるニュージャージー州ホーボーケンに位置する研究型私立大学。米国において最も歴史のある工科大学の1つとされ、ニュージャージー州におけるトップ校の1つであり[8]、同州における卒業生の平均収入が最も高い大学でもある[9]。本学の卒業生と教員の中には2名のノーベル賞受賞者が含まれている。 概要米国における最古の理工系大学の一校でもあり、古くから産業界や政府系の研究部門から高い評価を受けている。さらに、本学は5000人程度の小規模な大学でありながら米国国内ランキング(US NEWS)において1800大学中70位(2018-2019)にランク付けされており、ニュージャージ州においては、全国1位にランク付けられているプリンストン大学に次ぐ難関校である。本学は特に学術面においては、米国国内において非常に高い名声を得ている。また、本学の学生の5割は高校時代に成績上位1割に入っており、成績上位2割に入っている割合は99%[10]と、勤勉な者が非常に多く企業から多大な支持を得ている。また、本学にはインターンシップを含む独自な5年制プログラムがあり、学生にはIBMで1年以上のインターンシップをする機会が与えられる[11]。それらの成果として、本学の卒業生は卒業後の収入ランキングではハーバード大学やMITなどを抜いて全米で3位(2014年)[12]となっており、米国において不動の地位を築いている。 歴史1870年に機械工学に特化した大学としてスティーブンス一族によって設立され、最初の講義はヨーロッパにおける科学がモデルであった。原点である機械工学士の学位に加え、機械工学の博士、さらには物理や化学の博士が1870年から1900年の間に与えられていた[13]。それから140年以上が経ち、今日ではマンハッタンの対岸に位置する米国国内ランキングにおいて常にトップ80入りしている一流の高等教育機関まで成長した。 [14]また、2008年までには、工学部ではニューヨーク大学とダブル学位プログラムがあり[15]、当時工学部を持たなかったニューヨーク大学の学生はスティーブンス工科大学で工学を学び、ニューヨーク大学の学位に加え、スティーブンス工科大学の工学の学位を取得していた。現在においても、スティーブンス工科大学の学生は毎学期1コース分[16]の授業をニューヨーク大学で受講できるようになっている。 学部および研究センター
文学教養学部&大学院 ビジネススクール
著名な卒業生や教員
ランキング
協力校脚注・出典
外部リンク |