スタニスラフ・カシュタノフ
スタニスラフ・カシュタノフ(Stanyslav Kashtanov、1984年7月31日 - )は、ウクライナ生まれロシアのプロボクサー。ドネツィク出身。元WBA世界スーパーミドル級暫定王者。 来歴2003年7月1日、ドネツィクのスポーツ・パレス・ユノスでデビュー戦を行い、3-0の判定勝ちを収めた。 2006年7月21日、マギッド・ベン・ドリスと空位のWBC世界スーパーミドル級ユース王座を賭け対戦し、4回TKO勝ちを収めWBC王座を獲得し、5度防衛した。 2008年11月29日、EBU-EEスーパーミドル級王座決定戦でカンスタンツィン・マクハンコフと対戦し、12回3-0(3者とも120-108)の判定勝ちを収め、王座を獲得した。 2011年8月26日、ドネツィクにあるドンバス・アリーナで行われたディミトリ・サーティソンの王座返上扱いを受けたことに伴うWBA世界スーパーミドル級王座決定戦でカロリー・バルザイと対戦したが、12回1-2(113-115、114-115、116-113)のプロ初敗戦となる判定負けを喫した。 2012年11月10日、ドネツィクにあるスポーツ・パレス“ドラズバ”にて、セルベル・エムルラエフとWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を行い、12回2-1(118-110、116-113、113-115)の判定勝ちを収め王座を獲得した。 2013年8月24日、ドネツィクにあるドンバス・アリーナでジェイミー・バルボサと対戦し、7回にダウンを奪ってペースを握ると10回にダウンを追加しレフェリーがカウントアウト。初防衛に成功した。 2014年7月12日、WBAはWBA世界スーパーミドル級1位でWBA世界スーパーミドル級暫定王者のスタニスラフ・カシュタノフとWBA世界スーパーミドル級2位のヒョードル・チュディノフとの間での指名試合指令を出した。交渉期間は30日間とし、同年8月10日までに対戦交渉で合意できなければ入札を通達された[1]。 2014年8月18日、カシュタノフとチュディノフとの間で行われる指名試合は同年10月にモナコで行われるとの報道がなされた[2]。 2014年9月2日、カシュタノフは現役引退を発表し、WBA世界スーパーミドル級暫定王座を返上した[3]。 2014年9月7日、WBAはカシュタノフの引退に伴いWBA世界スーパーミドル級1位は空位となった[4]。 2015年4月5日、1年4ヶ月ぶりの試合。引退を撤回しモスクワ州ノギンスクでマダ・マウーゴとライトヘビー級契約8回戦を行い、3回30秒KO勝ちを収めた。 2015年6月26日、モスクワでコンスタンティン・ピーターノフとロシアライトヘビー級王座決定戦を行い、5回1分35秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。 2015年7月8日、WBAはカシュタノフをWBA世界ライトヘビー級7位にランクインした[5]。 2015年8月12日、WBAはカシュタノフをWBA世界ライトヘビー級5位にランクインした[6]。 2015年8月23日、ヤルタのリクソス・ムリーヤ・リゾート・ヤルタでWBA世界ライトヘビー6位のフェリックス・バレラとWBA世界ライトヘビー暫定王座決定戦を行い、12回1-2(112-116、117-111、113-115)の判定負けを喫し2階級制覇に失敗した[7][8]。 獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
|