スタテンダム (客船・5代)
パシフィック・エデン(Pacific Eden)は、P&Oクルーズ・オーストラリアが運航しているクルーズ客船。 概要ホランド・アメリカ・ラインは1988年に60,000総トン型2隻の新造を計画し、西ドイツ(当時)のブレーマー・ヴルカン造船所に発注したが、1989年にカーニバル・コーポレーションに買収され傘下に入ったことにより、この計画は中止された。 親会社となったカーニバルは改めてホランド・アメリカ・ライン向けに55,000総トン型3隻(後に1隻追加)を新造する計画を立て、1990年10月にイタリアのフィンカンティエリ社モンファルコーネ工場に発注した。 これがスタテンダム級で、本船はその1番船として1991年7月30日に起工され、当初は1992年秋に引き渡される予定であったが、建造の遅れで竣工予定は12月に延び、さらに12月7日に機関室内で発生した電気系統の火災事故の影響で翌年の1993年1月にようやく竣工した。船価は2億5千万ドル。 2019年4月に引退すると発表している[1][2]。 また同型の2番船は1993年12月、3番船は1994年、4番船は1996年にそれぞれ竣工した。 同型船
脚注参考文献
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