スコット島
スコット島(英語: Scott Island)は、南極海にある島。ロス海域に位置する、小さな無人の火山島である。 1902年、ウィリアム・コルベックによって発見された[1]。 地理位置・広がり南極大陸東部(東南極)・ヴィクトリア・ランドの北東端にあるアデア岬(Cape Adare)の北東沖500km[1]、南緯67度24分、西経179度55分に位置する。 島の長さは約400m[1]、面積は0.04 km2。最高地点は63 m。傍らにハギッツピラー (Haggits Pillar) と呼ばれる岩柱がある。 領有権主張ニュージーランドが「ロス海属領」の一部として領有権を主張している。 歴史1902年12月、イギリス海軍予備員(RNR) のウィリアム・コルベック大尉 (William Colbeck (seaman)) が発見した[1]。コルベックは、ロバート・スコットのディスカバリー号による探検 (Discovery Expedition) の支援にあたっていた「モーニング号」 (SY Morning) の艦長である[1]。 当初はマーカム島(Markham Island)と命名されたが[2]、スコットに因んで「スコット島」に改められた[1]。 脚注
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