ジョン・ミーンズ (野球)
ジョン・アラン・ミーンズ(John Alan Means, 1994年4月24日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州オレイサ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。 経歴ガードナー・エドガートン高等学校在学時の2011年、MLBドラフト46巡目(全体1406位)でアトランタ・ブレーブスから指名されたが、この時は契約せずにフォートスコット・コミュニティ・カレッジへ進学した。また、高校時代のチームメイトにバッバ・スターリングがいる[1]。 ウェストバージニア大学在学時の2014年、MLBドラフト11巡目(全体331位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズでプロデビュー。A-級アバディーン・アイアンバーズでもプレーし、2球団合計で11試合(先発10試合)に登板して1勝4敗、防御率3.46、36奪三振を記録した。 2015年はA級デルマーバ・ショアバーズとA+級フレデリック・キーズでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して9勝11敗、防御率3.91、99奪三振を記録した。 2016年はA+級フレデリックとAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、2球団合計で27試合に先発登板して9勝8敗、防御率3.70、105奪三振を記録した。 2017年はAA級ボウイでプレーし、26試合(先発24試合)に登板して9勝9敗、防御率4.11、124奪三振を記録した。 2018年、マイナーではAA級ボウイとAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、2球団合計で28試合(先発26試合)に登板して7勝9敗、防御率3.72、130奪三振を記録した。9月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、26日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは前述の1試合に登板のみだった。 2020年は10試合に先発登板して2勝4敗、防御率4.53、42奪三振を記録した。 2021年は自身初めて開幕投手を務めた。5月5日のシアトル・マリナーズ戦で球団史上10回目、1人での達成は1969年のジム・パーマー以来となるノーヒットノーランを達成した[4]。5月10日に自身初めて週間MVPを受賞した[5]。この年は26試合に先発登板して6勝9敗、防御率3.62、134奪三振を記録した。 2022年も開幕投手を務めた。2試合に先発登板後の4月23日、トミー・ジョン手術を受けるため、残りシーズンは全休することとなった[6]。 人物2020年に父を亡くしている。ノーヒットノーランを達成した時には「今日は父があそこにいて、どんな球を投げればいいか教えてくれた」と語っている[7]。 選手としての特徴最速96.5mph[8](約155.3km/h)、平均91.8mph(約147.7km/h)のフォーシームにチェンジアップ、スライダーといった変化球を交える[9]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
表彰
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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