ジョニー・ヘイツ・ジャズ
ジョニー・ヘイツ・ジャズ(Johnny Hates Jazz)は、イギリスのポップバンド。 略歴風変わりなバンド名はメンバーのマイク・ノシートの友人のジョニーがジャズ嫌いであったことから。 キーボード担当のカルヴィン・ヘイズの父親は、RAKレコードのオーナーで、スージー・クアトロやアニマルズのプロデューサーとして有名なミッキー・モスト。 その父親の経営するRAKレコードから1986年にシングル「Me and My Foolish Heart」でデビュー。翌年1987年にヴァージン・レコードに移ってリリースした「Shattered Dreams」が全英5位、全米2位のヒットを記録。続くヒット・シングル「I Don't Want to Be a Hero」(邦題「反逆のヒーロー」)は日本でも後に演歌歌手となる長山洋子がアイドル時代にカバーしてヒットさせている。さらにファースト・アルバムの『反(アンチ)ヒーロー宣言』も全英1位を獲得し、順風満帆かと思われたが、1988年にボーカルのクラーク・ダッチェラーが脱退。後釜として元ザ・キュアーのベーシスト、フィル・ソーナリーをボーカリストに迎え活動を続けたものの、 セカンド・アルバム『トール・ストーリーズ』のリリース直前にカルヴィン・ヘイズが交通事故で大ケガを負い、1年以上も音楽活動が出来ない事態となってしまい、最終的にバンドは解散してしまう。 2007年9月、カルヴィン・ヘイズとマイク・ノシートのオリジナル・メンバー2人にボーカリストのダニー・サクソンを加えてジョニー・ヘイツ・ジャズを再結成することを発表。再結成ツアーも行われた。 さらに、2009年10月にはクラーク・ダッチェラーも復帰してニューアルバムを制作することが発表される。2010年にはイギリス、デンマーク、シンガポールでライブが開催されるとともに、本格的にアルバムの制作に入る。レコーディングは2011年から2012年にかけて、ピーター・ガブリエル所有のリアル・ワールド・スタジオなどで行われた。 2013年5月6日、22年ぶりとなるサード・アルバム『Magnetized』をリリース。アルバムタイトル曲の「Magnetized」が先行シングルとして4月29日にリリースされている。 なお、2010年にオリジナル・メンバーのカルヴィン・ヘイズがバンドを脱退。現在はアメリカに渡り、父親でプロデューサーであるミッキー・モストの伝記の執筆に専念している。 メンバー
ディスコグラフィアルバム
コンピレーション・アルバム
シングル
関連事項
脚注
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