ジョセフ・ステヴァンス
ジョセフ・ステヴァンス(Joseph Édouard Stevens、1816年11月26日 - 1892年8月2日)はベルギーの画家、版画家である。犬などの家畜を描いた動物画家として知られる。 略歴ブリュッセルで生まれた。父親は元軍人で美術品の収集家、画商で、弟に画家となったアルフレッド・ステヴァンス(Alfred Stevens:1823-1906)、美術評論家のアルテュール・ステヴァンス(Arthur Stevens:1825-1890)がいる。ブリュッセル王立美術アカデミーに正規の学生ではなかったが授業に参加した。動物のいる風景画を描いたルイ・ロブ(Louis Robbe)に影響を受けた可能性がある。 パリに出ても美術学校には通わず独学を貫き、動物画家のアレクサンドル=ガブリエル・ドゥカンや、バルビゾン派の画家や、テオドール・ルソーやトマ・クチュールらの美術家グループ("Groupe du Restaurant du Havre" 、レストラン・デュ・アーブル・グループ)らのスタジオをしばしば訪れた。 1842年頃から、ブリュッセルの展覧会に出展するようになった。1852年からは弟たちもパリに移ってきた。動物画を描くために狩猟場のあったブローニュの森で描いた馬の絵は1854年からアムステルダム、ディジョンで展示された。 有名な収集家のファン・カッツエン(Henri Van Cutsem)らのパトロンを得て、画家として成功し、ベルギー王のレオポルド2世もステヴァンスの絵を買い上げた。 1869年にブリュッセルに戻り、ブリュッセルで没した、 作品
参考文献
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