ジュリアン・スクリャービン

ジュリアン・スクリャービン

ユリアン・アレクサンドロヴィチ・スクリャービンJulian Alexandrovich Scriabin ロシア語: Юлиан Александрович Скрябин, 1908年2月12日 - 1919年6月22日)はロシア作曲家アレクサンドル・スクリャービンがその愛人タチヤナ・ド・シュレーゼールともうけた男児。日本では、ジュリアンと呼ばれている。

神童としてピアノ演奏と作曲に目ざましい能力を発揮し、レインゴリト・グリエールに師事して、亡父の晩年様式によるピアノ曲を数点残した。将来が嘱望されていたものの、11歳のときに船の転覆事故により、キエフドニエプル川水死した。

作品一覧

すべてピアノ曲であり、「前奏曲」と題されている。また、現在のところ最も入手しやすい音源は、エフゲーニ・ザラフィアンツNAXOS - 8.554145)による録音である。

  • 前奏曲 ハ長調 作品2(1918年)
  • 2つの前奏曲 作品3(1918年)
    • 第1番 ロ長調
    • 第2番
  • 前奏曲 変ニ長調 作品4(1919年)

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