ジュリアン・ウィリアムズ (ボクサー)

ジュリアン・ウィリアムズ
基本情報
本名 ジュリアン・ウィリアムズ
通称 J Rock
階級 ミドル級
身長 180cm
リーチ 185cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1990-04-05) 1990年4月5日(34歳)
出身地 ペンシルバニア州フィラデルフィア
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 35
勝ち 29
KO勝ち 16
敗け 4
引き分け 1
無効試合 1
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ジュリアン・ウィリアムズJulian Williams1990年4月5日 - )は、アメリカプロボクサーペンシルバニア州フィラデルフィア出身。元WBAスーパーIBF世界スーパーウェルター級統一王者

来歴

アマチュア時代

2007年6月、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場し、2回戦で敗退した[1]

2009年5月、ナショナル・ゴールデングローブにウェルター級(69kg)で出場し、1回戦で敗退した[2]

2009年6月、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場し、準々決勝でエロール・スペンス・ジュニアに敗退した[3]

プロ時代

2010年5月7日、ペンシルバニア州でプロデビュー戦を行い、1回TKO勝ちを収めた。

2013年9月12日、MGMグランド内プレミア・ボール・ルームでウーゴ・センテロ・ジュニアとWBCインターナショナルスーパーウェルター級王座決定戦で対戦し4回無効試合に終わった。

2014年12月20日、WBCアメリカ大陸スーパーウェルター級王者ジャーマン・フリーマンと対戦し8回29秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年6月13日、アーマン・オブセパーンと対戦し6回2分43秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2015年9月22日、ルシアーノ・レオネル・クエロと対戦し初回1分33秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2016年1月12日、WBCがWBC世界スーパーウェルター級王座挑戦者決定4人制トーナメントの1回戦でバネス・マーティロスヤンと対戦するよう指令を出した[4]

2016年3月5日、ペンシルバニア州でIBF世界スーパーウェルター級6位のマルチェロ・マタノとIBF世界スーパーウエルター級王座挑戦者決定戦で対戦し、7回TKO勝ちを収めジャーモール・チャーロへの指名挑戦権獲得に成功した[5]

2016年10月、IBF世界スーパーウェルター級王者ジャーモール・チャーロと指名試合が義務付けられていたが、チャーロが7月にレーシック手術を受けたことで、IBFが60日間の試合延期を承認した[6]

2016年12月10日、ロサンゼルス南カリフォルニア大学構内にあるガーレン・センター英語版アブネル・マレスVSヘスス・クエジャルの前座でIBF世界スーパーウェルター級王者のジャーモール・チャーロと対戦し、5回2分6秒TKO負けを喫し指名試合を制しての王座獲得に失敗した[7][8]。この試合でウィリアムズは25万ドル(約2800万円)、チャーロは55万ドル(約6200万円)のファイトマネーを稼いだ[9]

2019年5月11日、バージニア州でジャレット・ハードを3-0の判定で下し、王座獲得に成功した[10]

2020年1月18日、ペンシルベニア州でジェイソン・ロサリオと対戦し、5回TKO負けを喫し王座から陥落した。ウィリアムズはその後、試合の契約に含まれていた再戦条項を行使しない決定を下した[11]

2020年12月2日、デニス・ホーガンと12月26日に対戦することが決定していたが、ウィリアムズが新型コロナウイルスに感染したため、試合が延期になったことが発表された[12]

2021年10月9日、1年9か月ぶりの試合をラスベガスのT-モバイル・アリーナでウラジミール・エルナンデスと対戦し、10回判定負け。

戦績

  • プロボクシング:35戦 29勝 (16KO) 4敗 1分 1無効試合
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2010年5月7日 1R 1:00 TKO アントニオ・チャベス・フェルナンデス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2010年10月1日 1R 0:24 TKO ディーン・ピーターズ・ジュニア アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2010年11月9日 1R 1:27 TKO ウェズ・パークハースト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
4 2010年12月3日 6R 判定3-0 マリオ・エヴァンヘリスタ メキシコの旗 メキシコ
5 2011年1月29日 1R 0:28 TKO アラン・ムーア アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2011年3月19日 4R 判定3-0 マーテズ・ローガン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
7 2011年5月13日 6R 判定0-0 フランシスコ・サンタナ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2011年7月22日 6R 判定3-0 ラウル・ロドリゲス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2011年9月30日 6R 判定3-0 エベルト・メディナ エクアドルの旗 エクアドル
10 2012年4月28日 8R 判定3-0 エクトール・ロザリオ プエルトリコの旗 プエルトリコ
11 2012年11月17日 7R 2:10 TKO ジョネル・タピア プエルトリコの旗 プエルトリコ
12 2013年1月26日 7R 1:05 TKO ジェレミア・ウィギンズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
13 2013年4月20日 3R 1:43 TKO ダヒョン・ジョンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
14 2013年6月22日 8R 判定3-0 ジョアシャン・アルシーヌ カナダの旗 カナダ
15 2013年9月12日 4R 0:59 NC ヒューゴ・センテノ・ジュニア アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBCインターナショナルスーパーウェルター級王座決定戦
16 2013年12月7日 3R 0:34 TKO オルランド・ロラ メキシコの旗 メキシコ
17 2014年3月17日 3R 0:35 TKO フレディ・エルナンデス メキシコの旗 メキシコ
18 2014年5月24日 8R 1:59 KO マイケル・メディナ メキシコの旗 メキシコ
19 2014年9月11日 8R 判定3-0 エリエセル・ゴンザレス プエルトリコの旗 プエルトリコ
20 2014年12月20日 8R 0:29 TKO ジェームズ・フリーマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBC米大陸スーパーウェルター級王座決定戦
21 2015年4月4日 10R 判定3-0 ジョセフ・エルナンデス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
22 2015年6月13日 6R 2:43 TKO アルマン・オブセピャン アルメニアの旗 アルメニア WBC米大陸防衛1
23 2015年9月22日 1R 1:33 TKO ルチアーノ・クエロ アルゼンチンの旗 アルゼンチン WBC米大陸防衛2
24 2016年3月5日 7R 2:24 TKO マルセロ・マタノ イタリアの旗 イタリア
25 2016年12月10日 5R 2:06 KO ジャーモール・チャーロ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
26 2017年6月30日 7R 0:58 TKO ジョシュア・コンリー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
27 2017年11月18日 10R 判定3-0 イシュー・スミス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
28 2018年4月7日 12R 判定2-0 ナザニエル・ガリモア アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
29 2018年12月1日 2R 2:40 KO フランシスコ・ハビエル・カストロ メキシコの旗 メキシコ
30 2019年5月11日 12R 判定3-0 ジャレット・ハード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA・IBF・IBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
31 2020年1月18日 5R 1:37 TKO ジェイソン・ロサリオ ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国 WBA・IBF・IBO陥落
32 2021年10月9日 10R 判定1-2 ブラディミール・エルナンデス メキシコの旗 メキシコ
33 2022年11月5日 8R 判定3-0 ロランド・ウェンセスラオ・マンシーラ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
34 2023年6月24日 9R 2:45 TKO カルロス・アダメス ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国 WBC暫定世界ミドル級タイトルマッチ
35 2024年1月12日 2R 0:43 TKO グスタボ・ダビド・ビットリ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
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獲得タイトル

脚注

  1. ^ US National Championships - Colorado Springs - June 2-8 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年3月24日閲覧。
  2. ^ 82.US National Golden Gloves - Salt Lake City - May 4-9 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年3月24日閲覧。
  3. ^ US National Championships - Denver - June 8-13 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年3月24日閲覧。
  4. ^ Garcia-Guerrero Set For WBC Title, Winner Faces Khan”. Boxing Scene.com (2016年1月12日). 2016年1月21日閲覧。
  5. ^ Showtime boxing results: Julian Williams stops Marcello Matano in IBF eliminator”. Bad Left Hook (2016年3月6日). 2016年3月24日閲覧。
  6. ^ Jermall Charlo's team puts rumors to rest”. ESPN.com (2016年8月31日). 2016年9月9日閲覧。
  7. ^ Charlo KOs Williams in five Fightnews.com 2016年12月10日
  8. ^ チャーロ兄が5回TKO勝ち IBF・S・ウェルター級V3 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月11日
  9. ^ Abner Mares 'ready to take that belt' in fight vs. Jesus Cuellar”. ESPN.com (2016年12月10日). 2017年3月9日閲覧。
  10. ^ Jarrett Hurd Vs. Julian Williams Results, Highlights, Twitter Reaction And Analysis”. Forbes (2019年5月11日). 2019年7月28日閲覧。
  11. ^ Julian Williams not exercising rematch clause with Jeison Rosario, IBF mandatory could come due”. Bad Left Hook (2020年3月9日). 2020年3月11日閲覧。
  12. ^ Dennis Hogan Hopes To Face Julian Williams in Early 2021”. Boxing Scene.com (2020年12月2日). 2020年12月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

前スーパー王者
ジャレット・ハード
WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者
2019年5月11日 - 2020年1月18日
次スーパー王者
ジェイソン・ロサリオ
前王者
ジャレット・ハード
IBF世界スーパーウェルター級王者

2019年5月11日 - 2020年1月18日

次王者
ジェイソン・ロサリオ