『ジャンクション24』(ジャンクション トゥエンティーフォー)とは宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。花組公演。形式名は「グランド・ショー」。宝塚・東京は24場。作・演出は草野旦。宝塚・東京における併演作品は『ヴェネチアの紋章』、地方公演・福岡公演は『小さな花がひらいた』。
公演期間と公演場所
- 1992年4月14日 - 4月29日 地方公演(4月14日・一宮、15日・瀬戸、17日・多摩、18日・市川、19日・大宮、21日・静岡、22日・新城、24日・四日市、25日・半田、26日・大津、28-29日・広島)
- 1992年5月1日 - 5月5日 福岡市民会館
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演参考。
"JUNCTION(ジャンクション)"とは、接合、接続、接合点などの意味をもつ言葉。大きな道が交差し、たくさんの汽車が乗り込んでくる大都市。そんな大都市の24時間(一日)をイメージし、その中でも悲喜こもごも、出会いと別れ、また再開・・・人生のあらゆる縮図が集まってくる「駅」をテーマにしたショー作品。第7場から8場の「センチメンタル、ドリーム」のシーンは、主役である大浦みずき自らの振付による場面である。
スタッフ(宝塚・東京)
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。
主な配役
宝塚・東京
- シンガー、ドリーム・ボーイS、ステファン、エバー・グリーン、ラストダンス - 大浦みずき
- レディ、ドリーム・ガールS、ラスト・ダンス - ひびき美都
- ドリーム・ボーイA、ラバー、エバー・グリーン(過去)、シンガー - 安寿ミラ
- レッド、パッセンジャー男A、シンガー - 真矢みき
- カッパライ、ドル・キラー女、クルー - 北小路みほ
- グレン、ドル・キラー男、クルー - 未沙のえる
- ユーディー、シルバー・キラー - 磯野千尋
- ドリーム・ガール、ジャズ・レディ、シンガー - 峰丘奈知
- ベニー、シルヴァー、キラー女 - 舵一星
- ジャズの精、ジャズ・レディー - 夏目佳奈
- ラバー - 詩乃優花
- ジャズの精 - 香坂千晶
- ジャズ・フェアリー - 華陽子
- ジャズ・レディ - 橘沙恵
- トミー - 紫吹淳
- チャーリー - 匠ひびき
- リズ - 森奈みはる
- カゲソロ - 真園ありす
地方公演・福岡公演
- 踊る男S、ステファン、ガロ、デュエット - 安寿ミラ
- 踊る男、レッド、ルダリ、シンガー - 真矢みき
- 踊る女、デュエット - 森奈みはる
- ジャズ・フェアリー、リリー - 華陽子
- 歌手 - 峰丘奈知
- ラバー - 真琴つばさ
脚注
参考文献