ジャスティン・ジャマーノ

ジャスティン・ジャマーノ
Justin Germano
パドレス時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州パサデナ
生年月日 (1982-08-06) 1982年8月6日(42歳)
身長
体重
190 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2000年 ドラフト13巡目(全体379位)でサンディエゴ・パドレスから指名
初出場 MLB / 2004年5月22日
NPB / 2009年6月6日
KBO / 2011年8月18日
最終出場 NPB / 2009年9月23日
MLB / 2014年5月13日
KBO / 2015年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジャスティン・ウィリアム・ジャマーノJustin William Germano , 1982年8月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

アマチュア時代

ジャマーノはリトルリーグ時代にマーク・マグワイアが持っていたクレアモントのリトルリーグ1シーズン最多本塁打記録を破った。

パドレス時代

2000年MLBドラフト13巡目(全体379位)でサンディエゴ・パドレスから指名され契約。

2004年5月22日にメジャーデビュー。フィラデルフィア・フィリーズ戦に先発し、チェイス・アトリーに3点本塁打を打たれたものの、5回を5安打5奪三振4四球4失点という内容で初登板初勝利をあげた。

レッズ時代

2005年7月23日ジョー・ランダの交換要員としてトラビス・チックと共にシンシナティ・レッズへ移籍。

フィリーズ傘下時代

2005年7月31日にはレアール・コーミエとの交換トレードでフィリーズへ移籍した。

パドレス時代

2007年5月19日にウェーバー経由でパドレスに復帰。この年はパドレスで23試合に先発し、7勝10敗で防御率4.46という内容だった。

2008年5月22日にパドレスをDFAとなり、そのまま傘下のAAA級ポートランド・ビーバーズでプレー。オフにFAとなった。また黒田博樹がメジャー初登板時初めて黒田からヒットを打った相手にもなった。

ソフトバンク時代

その後、福岡ソフトバンクホークスと契約した。背番号は34。

2009年6月6日広島東洋カープ戦で初先発初勝利(雨天コールドのため完投勝利)を挙げて以降は先発ローテーションに定着。6月13日読売ジャイアンツ戦で勝ち投手となったが、この勝利でホークスは2リーグ制以降球団通算4000勝を達成した。14試合(主に先発)に登板し5勝4敗と結果を残し球団は残留交渉をしたが、本人が米国でのプレーを希望した為12月2日限りで退団が決まった[1]

インディアンス時代

2010年3月17日クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ。7月30日にメジャー昇格し、主に中継ぎとして23試合に登板した。

2011年シーズンはインディアンスで登板し、マイナーリーグへ降格した。

三星時代

2011年8月5日に、不振により退団した門倉健の代役として、韓国プロ野球サムスン・ライオンズと契約を結んだ。公式戦で5勝を記録し、韓国シリーズ優勝に貢献したが再契約のオファーを断った。

レッドソックス時代

2012年1月10日ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。7月に昇格するも、1試合に登板したのみに終わった。

カブス時代

2012年7月19日シカゴ・カブスへ移籍したが、先発として起用され2勝10敗の成績だった。オフの10月にFAとなった。

ブルージェイズ時代

2012年11月9日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。

2013年5月にメジャーへ昇格したが、1試合のみの登板で再びマイナーリーグへ降格した。10月1日にFAとなった。

レンジャーズ時代

2013年12月18日テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[2]

2014年5月8日にレンジャーズとメジャー契約を結んだ[3]。昇格後は2試合に登板したが、防御率11.81と結果を残せず、5月14日にDFAとなり[4]5月16日にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ降格した[5]

ドジャース傘下時代

2014年8月15日ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、AAA級アルバカーキ・アイソトープスへ異動した。AAA級では3試合(2試合で先発)に登板した。オフの10月12日にFAとなった[6]

マリナーズ傘下時代

2014年12月3日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結ぶ。

2015年7月1日に自由契約となる。

KT時代

2015年7月8日に、不振により退団したフィル・アーウィンの代役として、韓国プロ野球のKTウィズと契約を結び4年振りに韓国球界に復帰した。同年限りでKTを退団。

サンマリノ時代

2016年より、イタリアンベースボールリーグT&Aサンマリノと契約したが同年中に退団した。

プレースタイル

190cmの長身から投げ込まれ、微妙に動く130~140km/hの直球チェンジアップ、100km/hの緩やかなカーブを使う。コースを突くというよりは、打者のタイミングを外して打たせて取るピッチングをするのが特徴。四球・三振が比較的少ないのもそのプレースタイル所以である。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2004 SD 7 5 0 0 0 1 2 0 0 .333 109 21.1 31 2 14 0 0 16 0 0 24 21 8.86 2.11
2006 CIN 2 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 31 6.2 8 1 3 1 1 8 0 0 4 4 5.40 1.65
2007 SD 26 23 0 0 0 7 10 0 0 .412 566 133.1 133 14 40 3 8 78 1 0 72 66 4.46 1.30
2008 12 6 0 0 0 0 3 0 0 .000 194 43.2 54 8 13 2 1 17 4 0 31 29 5.98 1.53
2009 ソフトバンク 14 13 1 0 0 5 4 0 0 .556 328 76.0 92 6 10 0 6 42 0 2 40 37 4.38 1.34
2010 CLE 23 1 0 0 0 0 3 0 2 .000 146 35.1 27 6 8 1 6 29 0 0 15 13 3.31 0.99
2011 9 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 60 12.2 15 1 5 0 2 5 0 0 8 8 5.68 1.58
三星 8 8 0 0 0 5 1 0 0 .833 181 45.1 45 3 6 0 0 29 0 0 17 14 2.78 1.13
2012 BOS 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 24 5.2 5 0 2 0 0 7 1 0 0 0 0.00 1.24
CHC 13 12 0 0 0 2 10 0 0 .67 296 64.0 81 7 19 2 7 45 4 0 52 48 6.75 1.56
'12計 14 12 0 0 0 2 10 0 0 .167 320 69.2 86 7 21 2 7 52 5 0 52 48 6.20 1.54
2013 TOR 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 12 2.0 6 1 0 0 0 1 0 0 2 2 9.00 3.00
2014 TEX 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 28 5.1 8 1 3 1 1 3 0 0 7 7 11.81 2.06
2015 KT 15 14 0 0 0 3 6 0 1 .333 347 76.2 111 7 15 0 3 40 1 0 46 42 4.93 1.64
MLB:9年 96 48 0 0 0 10 30 0 2 .250 1466 330.0 368 41 107 10 26 2096 10 0 215 198 5.40 1.44
NPB:1年 14 13 1 0 0 5 4 0 0 .556 328 76.0 92 6 10 0 6 42 0 2 40 37 4.38 1.34
KBO:2年 23 22 0 0 0 8 7 0 0 .533 528 122.0 156 10 21 0 0 69 1 0 63 56 4.13 1.45
  • 2015年度シーズン終了時

記録

NPB

背番号

  • 47 (2004年、2012年 - 同年途中)
  • 57 (2006年 - 2008年)
  • 34 (2009年)
  • 39 (2010年 - 2011年途中)
  • 35 (2011年途中 - 同年終了)
  • 41 (2012年途中 - 同年終了)
  • 52 (2013年)
  • 67 (2014年)
  • 37 (2015年)

脚注

関連項目

外部リンク