ジャシエル・ヘレラ
ジャシエル・へレラ・ヤネス(Jasier Herrera Yanes、1998年1月1日 - )は、コロンビア・ボリーバル県カルタヘナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。NPBでは育成選手だった。 経歴プロ入りとジャイアンツ傘下時代2014年にアマチュア・フリーエージェントでサンフランシスコ・ジャイアンツと契約してプロ入り[1]。 2015年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ジャイアンツでプロデビューし、10試合に登板して0勝2敗、防御率9.26、15奪三振の成績を記録した。 2016年はルーキー級ドミニカン・サマーリーグで17試合に登板して3勝1敗、防御率3.27、21奪三振の成績を記録した。 2017年は開幕前に右肘のトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休した[2]。 2018年にルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツで復帰し、12試合(先発11試合)に登板して1勝4敗、防御率3.88、49奪三振の成績を記録した。 2019年はルーキー級アリゾナリーグで開幕を迎え、シーズン途中にA−級セイラムカイザー・ボルケーノスへ昇格。2チーム合計で15試合(先発12試合)に登板して9勝2敗、防御率2.66、65奪三振の成績を記録した。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず[3]、公式戦の出場はなかった。 2021年はA+級ユージーン・エメラルズで開幕を迎え、シーズン途中にAAA級サクラメント・リバーキャッツへ昇格。2チーム合計で25試合に登板して1勝2敗、防御率4.32、59奪三振の成績を記録した。オフの11月7日にFAとなった[4]。 独立リーグ時代2022年3月15日にアメリカ独立リーグであるアトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスと契約したが、登板はなかった[5]。 西武時代2022年5月14日に埼玉西武ライオンズと育成契約を結んだ[6]。背番号は116。同年はイースタン・リーグ公式戦10試合に登板し、4勝2敗、防御率2.90と安定感のある投球を見せた。 2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のコロンビア代表に選出された。二軍公式戦(イースタン・リーグ)では9試合に登板して2勝4敗、防御率3.29という成績を残したが、支配下登録されることはなく、シーズン終了後の10月4日に戦力外通告を受け[7]、31日に自由契約公示された[8]。 台湾・味全時代2023年12月18日、中華職業棒球大聯盟(CPBL)の味全ドラゴンズと契約したことが発表された[9]。同年は二軍で17試合に登板し5勝を挙げるも[10]、8月に家庭の事情で一時帰国するなどの事情もあり[11]、同年中の一軍昇格はなかった。 詳細情報年度別投手成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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