ジスルホトン
ジスルホトン(英: Disulfoton)は、有機リン系殺虫剤の一種である。エチルチオメトン(英: Ethylthiometon)とも称する。 用途ドイツのバイエル社が開発した薬剤で[2]、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤としての作用を持つ[3]。日本では1964年4月17日に農薬登録を受け、果樹、野菜、いも、豆、花卉、樹木等[3]のウンカ、ハダニ、アブラムシ等に適用された。剤形は粒剤で、商品名には「TD」、「ダイシストン」などがあった[2]。2007年度(農薬年度。前年10月~当該年9月)の原体輸入量は222トンであった[3]。2018年7月13日に農薬登録が失効した[4]。 日本の毒物及び劇物取締法では毒物(5%以下を含有する製剤は劇物)に該当する[1]。 脚注
参考文献
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