ジェームズ・オコーナー
ジェームズ・オコナー(James O'Connor 1990年7月5日 - )は 、オーストラリア出身のラグビーユニオン選手である。ポジションはフライハーフ、インサイドセンター、ウィング、フルバック。 人物1990年7月5日、オーストラリアのゴールドコーストで生まれる。身長180cm、体重84kg。 両親はニュージーランド出身、祖父は南アフリカ共和国出身。そのため、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国と、3か国の代表資格を持っていた。 2011年、オーストラリア代表になったため、残り2か国の代表資格は喪失。 キャリアオーストラリアで生まれ、少年時代の5年間をニュージーランドのオークランドで過ごす[1]。ふたたびオーストラリアへ戻り、15歳までラグビーリーグのパラマタ・イールズのジュニアに所属[2]。 その後ラグビーユニオンに転向。ブリスベンのセント・ジョセフ・ナッジー・カレッジ卒業。カレッジ在学時の2006年、脾臓破裂で一命をとりとめる。2007年、ラグビーオーストラリア高校代表に選出される[3]。 2008年、スーパー14(現スーパーラグビー)のウェスタン・フォースに入り、史上最年少でスーパーラグビーデビュー。同年、セブンズ代表に選出され、さらにワラビーズに選出、イタリア戦で代表デビュー[4]。 2009年、ウェスタン・フォースのRookie of the Yearと、ワラビーズのRookie of the Yearをダブル受賞[5]。 2011年のスーパーラグビーシーズン終了後、来シーズンからレベルズに移籍すると発表。また同年にはワールドカップのオーストラリア代表に選出された[6][7]。 2013年には複数の素行問題によりオーストラリアラグビー協会との契約が解除されたため[8]、再起を海外へ求め、プレミアシップ (ラグビー)のロンドン・アイリッシュとの短期契約を結んだ[9]。 2015年にはラグビーワールドカップ2015出場を目指しスーパーラグビーのレッズに移籍。しかし、マイケル・チェイカヘッドコーチはオーストラリア代表スコッドに選ばなかった[10][11][12]。 2015-16シーズンからフランストップ14のRCトゥーロンに移籍した[13]。 2017年2月、フランス(パリ)でコカイン購入未遂で逮捕[14]。その後、プレミアシップのセール・シャークスに移籍することが発表された[13][15]。 2019年7月、クイーンズランド・レッズに入団。ラグビーワールドカップ2019のオーストラリア代表に選ばれた[16][17]。 2021年、クイーンズランド・レッズのキャプテンに就任し、スーパーラグビーAUで優勝した[18]。2022年にはキャプテンを辞任[19]。 2024年9月、レッズを退団し、海外クラブへの移籍をめざす[20]。 脚注
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