ジェシー・ロドリゲス
ジェシー・ジェームス・ロドリゲス・フランコ(Jesse James Rodríguez Franco、2000年1月20日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。テキサス州サンアントニオ出身。帝拳プロモーション及びマッチルーム・スポーツ・USA所属[1]。現WBC世界スーパーフライ級王者。元IBF・WBO世界フライ級統一王者。世界2階級制覇王者。 兄は元WBA世界スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ。 来歴2016年11月7日、ロベルト・ガルシアをトレーナーに雇い帝拳プロモーションと契約を結び、2017年3月10日にプロデビュー[2]。 2022年1月28日、帝拳プロモーションと共同プロモートの形でエディー・ハーンのマッチルーム・スポーツ・USAと契約を交わした[3]。 スーパーフライ級2022年2月5日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでカルロス・クアドラスとWBC世界スーパーフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(115-112、2者が117-110)の判定勝ちを収め王座を獲得した[4]。当初は前座でフェルナンド・ディアスとWBC全米ライトフライ級王座決定戦を行う予定だったが[5]、メインイベントでクアドラスと対戦予定だったシーサケット・ソー・ルンヴィサイが病気で欠場になった為、2階級下のロドリゲスが代役として急遽階級を上げて対戦することになった[6]。 2022年6月25日、テキサス州サンアントニオのテック・ポート・アリーナで元WBC世界スーパーフライ級王者でWBC世界スーパーフライ級2位のシーサケット・ソー・ルンヴィサイと対戦し、8回TKO勝ちを収め初防衛に成功した[7] 。試合後プロモーション契約を解除したシーサケットに変わりロドリゲスがマッチルーム・スポーツ・USAと長期契約を交わした[8]。 2022年10月26日、フライ級転向のため、WBC世界スーパーフライ級王座を返上した[9]。 フライ級2023年4月8日、テキサス州サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートで、WBO世界フライ級2位クリスチャン・ゴンサレスとWBO世界フライ級王座決定戦で対戦し、12回3-0(117-111、116-112、118-110)の判定勝ちで王座獲得と2階級制覇に成功した[10]。しかし、ロドリゲスは試合途中に顎を骨折し、手術を受けることになった[11][12]。 2023年12月16日、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにてIBF世界フライ級王者のサニー・エドワーズと王座統一戦を行い、9回終盤にボディジャブからの左ストレートによるカウンターでダウンを奪い、9回終了のゴングが鳴らされた後にエドワーズが棄権したことでTKO勝ちを収め、WBO王座初防衛とIBF王座獲得に成功した[13]。 スーパーフライ級復帰2024年6月29日、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターでWBC世界スーパーフライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダと対戦し、4回にエストラーダからダウンを奪い、6回にエストラーダにダウンを奪い返されるも、7回終盤に左ボディでエストラーダから再びダウンを奪い7回3分KO勝ちを収め1年8ヶ月ぶりの王座に返り咲いた[14]。 2024年8月、エストラーダが試合契約に含まれていた再戦条項を行使した[15]。しかし、その後エストラーダは考えを変えてバンタム級への転向を決めたため、ロドリゲスとの再戦が白紙となった[16][17]。 2024年11月9日、フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターでWBC世界スーパーフライ級暫定王者のペドロ・ゲバラと団体内王座統一戦を行い、3回2分47秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[18][19][20]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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