『シンクロニシティー』(Synchronicity)は、ポリスの5作目となるスタジオ・アルバム。
このアルバムを最後に、ポリスはメンバーの不仲により、活動を停止した。
本作のジャケットは、イギリス盤と日本盤は1種類であるが、オリジナルのアメリカ盤ではメンバーのモノクロ写真の配列パターンと、青、赤、黄の順番が異なったもの、青、赤、黄の代わりに金、銀、銅が印刷されているもの、色が印刷されていないものなど多岐にわたり、ゴールドマイン誌によると93種類が確認されたという。
収録曲
表記の無い物はスティングの作曲
- A面
- シンクロニシティーI - Synchronicity I – 3:23
- ウォーキング・イン・ユア・フットステップ - Walking in Your Footsteps – 3:36
- オー・マイ・ゴッド - O My God – 4:02
- マザー - Mother (Summers) – 3:05
- ミス・グラデンコ - Miss Gradenko (Copeland) – 1:59
- シンクロニシティーII - Synchronicity II – 5:02
- B面
- 見つめていたい - Every Breath You Take – 4:13
- キング・オブ・ペイン - King of Pain – 4:59
- アラウンド・ユア・フィンガー - Wrapped Around Your Finger – 5:13
- サハラ砂漠でお茶を - Tea in the Sahara – 4:19
- ボーナストラック
- マーダー・バイ・ナンバーズ - Murder by Numbers (Sting, Summers) – 4:36
日本国内版
2006年に日本で発売されたリマスター版と紙ジャケット版はエンハンスドCDとしてリリースされ、エンハンスド領域には「見つめていたい」のビデオが収録されている。
受賞
- 『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』に於いて、159位にランクイン[11]。
- グラミー賞最優秀ロック・グループ・パフォーマンス賞を受賞[1]。
特記すべき曲
- 見つめていたい (Every Breath You Take)
- シングル・カットされたポリスの楽曲で最もヒットした。
- ちなみに、フィル・コリンズがリリースした「見つめて欲しい」(Against all Odds)とはリリース時期も近いが、全く関係ない。ただし、1985年のライブエイドでスティングとフィル・コリンズによる共演実績がある。
- マーダー・バイ・ナンバーズ (Murder by Numbers)
- オリジナルのLP盤にはこの曲は、収録されていない。この曲が収録されているのは、カセット盤とCD盤のみである。
- スティングは1988年、フランク・ザッパのシカゴ公演にゲスト参加してこの曲を歌い[12]、その模様はザッパのライヴ・アルバム『ブロードウェイ・ザ・ハード・ウェイ』に収録されている。
脚注
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スタジオ・アルバム | |
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ライブ・アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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シングル | |
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関連項目 | |
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