シケイダ (Cicada) は、アメリカ合衆国の競走馬。20世紀のアメリカ名馬100選では第62位に選ばれている。
戦績
シケイダのデビューは早く、1961年2月23日の未勝利戦だった。ここを難なく勝ち上がったシケイダは以後も順調にレースに出走し、メイトロンステークス、フリゼットステークスなどを制すると、2歳最終戦となったガーデニアステークスでは、他馬が不良馬場で伸びあぐむのを尻目に、10馬身差で圧勝し、2歳シーズンを締めくくった。
3歳になったシケイダは3月のフロリダダービーで牡馬に挑戦するが、僅かにハナ差敗れる。再び牝馬路線に戻りケンタッキーオークスを快勝。コーチングクラブアメリカンオークスこそ2着に敗れ牝馬三冠を逃すが、エイコーンステークス、マザーグースステークスは快勝し、同世代の牝馬の頂点に立った。8月にはトラヴァーズステークスで再び牡馬に挑戦するが、ジェイプールの7着に敗れる。これが生涯唯一掲示板を外したレースであった。続くベルデイムステークスは古馬相手にレコードで勝利し、牝馬最強を決定付けた。翌年も現役をシケイダは4勝を積み重ね、3年連続最優秀牝馬の栄誉を手にした。
繁殖成績
- Cicada's Pride (ジュヴェナイルステークス)
エピソード
- シケイダは大変小柄な馬であったため、長い間競走馬として活躍できたと言われる。反面、写真判定になった際、内のシケイダの位置の確認が困難で判定負けになったこともある。
血統表
シケイダの血統(ブランドフォード系 / Robert le Diable 5x5=6.25%) |
(血統表の出典)
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父 Bryan G 1947 栗毛 アメリカ
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父の父 Blenheim 1927 青鹿毛 イギリス
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Blandford
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Swynford
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Blanche
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Malva
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Charles Omalley
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Wild Arum
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父の母 Anthemion 1940 栗毛 アメリカ
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Pompey
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Sun Briar
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Cleopatra
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Sicklefeather
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Sickle
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Fairness
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母 Satsuma 1949 鹿毛 アメリカ
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Bossuet 1940 黒鹿毛 アメリカ
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Boswell
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Bosworth
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Flying Gal
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Vibration
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Sir Cosmo
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Ciliata
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母の母 Hildene 1938 鹿毛 アメリカ
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Bubbling Over
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North Star
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Beaming Beauty
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Fancy Racket
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Wrack
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Ultimate Fancy F-No.9-b
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外部リンク