シエロ (企業)
シエロ(Cielo S.A.)は、ブラジル最大のクレジットカード業者である。ブラジルにおけるVisaの代理店として出発した。 歴史ブラジルにおけるクレジットカードの歴史は浅く、シエロもまた、Visaがブラジルにクレジットカード事業を展開する際に、バンコ・ブラデスコ、グルーポ・サンタンデール、ブラジル銀行、ABNアムロ、そして、当時存在していたナシオナル銀行(ナシオナル銀行は、イタウ・ウニバンコの前身であるウニバンコにより、事業が承継されている)とパートナーシップを締結し、ビザネット・ブラジルを結成したことが出発点である[1]。 2009年6月29日、BM&F Bovespaに株式を新規に公開した。調達した金額は、83.97億レアル(おおよそ4,000億円)であり、この調達金額は、2009年に新規に公開した株式の中では、バンコ・サンタンデール・ブラジルに次ぐ金額となった。[2]。2009年11月には、商号をビザネットからシエロに変更した[2]。シエロ・ブランドを前面に打ち出すことで、ブラジルにおけるクレジットカードの新しいポジションを打ち出すことを目的としている[2]。2010年1月には、IBOVESPA構成銘柄に採用された。 出典
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