ザ・ファミレス『ザ・ファミレス』は、ファミリーレストランの経営シミュレーションゲーム。制作はザ・コンビニと同じマスターピースで、原作はPC版、アートディンクによりプレイステーションにも移植され、後にはヒューマンより家庭用オリジナル作品も発売された。 概要基本的な事はザ・コンビニと同じであるが、ファミレスが舞台のためシステムが異なる点がある。 以下、ザ・コンビニと異なる点を挙げる。
システムプレイヤーは食を中心に動く街のファミレスのオーナーとなり、ライバル店と競い合いながら店のチェーン展開と街の発展を目指していく。店の設置、店舗の内装考案、従業員の募集。それらの仕事をこなしながら、各シナリオに設定された条件クリアを目指していく[1]。 店舗の選択最初にシナリオを選択(街を発展させ都庁を誘致せよ等)し、「そば屋(和食)」「喫茶店(洋食)」「ラーメン屋(中華)」の3つから選び各々の店舗を経営してゆく。最初は小規模な店舗だが、ゲームが進むとレベルが上の店舗に改装できるようになり、一例を上げると和食の場合は『そば屋』→『和食専門店』→『高級割烹店』となる。改装すると取り扱えるメニューが増えるが料理人にも和食、洋食、中華それぞれにレベルがあり、レベルが低いまま改装しても新しいメニューは調理することができない。またゲームが進むと「ファミリーレストラン」などすべてのジャンルを扱える店舗も出てくる。 内装サンプルの中から選ぶことも出来るが、プレイヤーの任意で店舗のデザインをする事も出来る。レジや駐車場を多く取り回転率を優先させるか、席を多くして最大席数を確保するか等、戦略にもかかわってくる。駐車場は集客効果が高い[1]。尚、直接の売り上げには関係無いが、植木や窓などの装飾品も置ける。資金限度があるので、最初は小さい店に、徐々に大きくして行くのが好ましい。 従業員の募集従業員の募集で調理人やウェイターを決める事が出来る。料理人は著名な料理研究家や既に有名店での実働経験がある者などを獲得する事も出来る。料理学校を卒業したばかりなど、未経験者や経歴が浅い人員も、働かせる事によりレベルアップし、調理できる品も豊富になってくる。勤務評定表には、体力、可搬力、記憶力など従業員の能力が表示される。従業員の働くようすや客の動きは2Dアニメーションで表示される[2]。本作において「調理できる品数」そのものが店舗のレベルアップに直接かかわって来る重要な部分である。 税金毎年4月に徴収される税金は、前年度の収支の50パーセント分が徴収される[1]。 シリーズ
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脚注外部リンク
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