ザック・トンプソン (右投手)
ザカリー・ライアン・トンプソン(Zachary Ryan Thompson, 1993年10月23日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州バールソン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入り前2011年のMLBドラフト48巡目(全体1442位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、契約せずにテキサス大学アーリントン校へ進学した。 プロ入りとホワイトソックス傘下時代2014年のMLBドラフト5巡目(全体138位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級グレートフォールズ・ボイジャーズでプロデビュー。11試合に先発登板して2勝3敗、防御率3.27、26奪三振を記録した。 2015年はA級カナポリス・インティミディターズでプレーし、16試合に先発登板して3勝8敗、防御率4.44、64奪三振を記録した。 2016年はA級カナポリスとA+級ウィンストン=セイラム・ダッシュでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して9勝8敗、防御率3.77、128奪三振を記録した。 2017年はA+級ウィンストン=セイラムでプレーし、33試合(先発14試合)に登板して2勝7敗、防御率5.50、73奪三振を記録した。 2018年はA+級ウィンストン=セイラムとAA級バーミングハム・バロンズでプレーし、2球団合計で43試合に登板して6勝1敗2セーブ、防御率1.55、73奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。 2019年はAA級バーミングハムとAAA級シャーロット・ナイツでプレーし、2球団合計で45試合に登板して5勝2敗、防御率5.23、84奪三振を記録した。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。オフの11月2日にFAとなった[1]。 マーリンズ時代2020年11月23日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[2]。 2021年シーズンは5月のマイナーリーグ開幕から傘下のAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーし、8試合に登板した。6月5日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、7日のボストン・レッドソックス戦にて先発でメジャーデビュー(3回2失点で敗戦投手)[4]。以降は先発とリリーフを兼務するスウィングマンとして起用され、最終的に26試合(先発14試合)に登板して3勝7敗、防御率3.24、66奪三振を記録した。 パイレーツ時代2021年11月29日にジェイコブ・スタリングスとのトレードで、カイル・ニコラス、コナー・スコットと共にパイレーツへ移籍した[5]。このシーズンは22試合に先発登板し、3勝10敗で防御率5.18という成績であった。 ブルージェイズ傘下時代2023年1月10日にチャベス・ヤングとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[6]。 この年の開幕は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで迎えたが、6月6日にDFAとなり、2日後に再び傘下AAA級バッファローに配属された。結局、この年はメジャーに昇格することはなく、オフの11月6日にFAとなった。 投球スタイル武器としているカッターを相手打者の左右に関わらず多投する傾向がある[7]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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